7月27日に四日市霞ヶ浦球場で行われた準決勝第2試合、四日市工−津商の観戦記です。
第2シードと地力のある津商に対し、三重高校を破って勝ち上がってきた四日市工。四日市工がどこまで津商に食らいつくかを楽しみに観戦しました。

四日市工
000000000|0 H9 E0
02000020X|4 H10 E0
津商

四日市工
伊藤、河瀬裕−太田
津商
坂倉−増岡

投手成績
四日市工
伊藤(11) 3回 51球 被安打4 四死球2 三振2 失点2
河瀬裕(10) 5回 71球 被安打6 四死球2 三振3 失点2
津商
坂倉(1) 9回 130球 被安打9 四球1 三振7 失点0

伊藤投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。がっしりとした体格。
河瀬裕投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。
坂倉投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。コントロールのいいピッチャー。

四日市工
8諸岡 6近澤 2太田 7河瀬智 1伊藤(11) 3加藤 4森本(16) 9内田 5松井
津商
5小河内 8前田 3松葉(5) 7辻(3) 6江川(16) 4高橋 9五十子(17) 1坂倉 2増岡

(試合経過)
2回裏、2死満塁から1番小河内がサード強襲タイムリー。更に2番前田が押し出し四球を選び、津商が2点先制。
7回表、先頭の5番伊藤が2ベースを放つも3塁を狙って憤死。そこから連打を四球で1死満塁とチャンスを作るも9番がライトフライ。1番諸岡が10球粘るも11球目を3ゴロでチャンスを活かせず。2−0
7回裏、1死2塁から3番松葉がタイムリー2ベース。4番辻がタイムリー。4−0
津商が決勝進出を決めました。
7回の伊藤選手の3塁憤死は確かに暴走。ただ、中継も良かったです。でも2点ビハインドの後半7回。無理する場面ではなかったですよね。
9回表にも4点ビハインドで1死1塁から盗塁。セーフにはなりましたがきわどかったですし、そもそも盗塁を仕掛ける場面では・・・。こういう意識の部分が徹底されていなかったのかな、と感じてしまいます。
四日市工は伊藤選手が打撃で目立っていました。

津商は7回に打った小河内、松葉、辻選手が見事でした。小河内選手は3安打1死球と全打席出塁。素晴らしい活躍でした。
それほど頭抜けた力があるわけではないですが、集中打が持ち味。甲子園でも上手く出るといいですね。

坂倉投手は準決、決勝で疲れていたかと思いますが、上手く疲れを取って本番を迎えてほしいです。

津商は応援席も手作りのペットボトルで盛り上がっていました。甲子園が楽しみですね。