6月9日に東京ドームで行われた第1試合、愛媛大−京都学園大の観戦記です。
国立大としての出場。四国地区代表は長いこと初戦敗退が続く。一方京都学園大も選手権初勝利を目指す。
やや愛媛大を応援しながらの観戦となりました。

愛媛大
110000001|3 H6 E3
12001101X|6 H8 E0
京都学園大

愛媛大
宇野、田中、吉田−乗松
京都学園大
藤本、平岡−間宮

投手成績
愛媛大
宇野 5回0/3 72球 被安打7 四球0 三振0 失点5
田中 2回2/3 47球 被安打1 四球4 三振2 失点1
吉田 1/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0
京都学園大
藤本 8回 117球 被安打5 四球1 三振7 失点2
平岡 1回 16球 被安打1 死球1 三振1 失点1

愛媛大は2番手の田中投手はMAX142k。本来ならエースですし、頭から行くピッチャー。ただ四球が多く、本来の調子ではなかったかも知れませんね。まだ3年生ですし、来年に期待。
藤本投手は作陽高校出身の2年生。MAX140k。まっすぐと同じ軌道で来るチェンジアップがなかなか打ちにくい感じでした。

愛媛大
4後迫 6杉山 8高橋 3大西 D香川 7仁田 5小坂 2乗松 9南
京都学園大
D河合 6浄徳 9竹井 7佐々木 3竹島 2間宮 8友澤 4石田 5榎本

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番高橋が犠牲フライ。愛媛大が先制。
1回裏、2死3塁からセカンドフライを落球しタイムリーエラー。同点。
2回表、2死3塁から8番乗松がタイムリー。愛媛大が勝ち越し。2−1
2回裏、1死3塁から7番友澤がタイムリー3ベース。1死3塁から8番石田がスリーバントスクイズ成功。京都学園大が逆転。3−2
5回裏、2死無走者から1番河合がライトポール際にホームラン。4−2
6回裏、先頭の5番竹島がソロホームラン。ここでピッチャー交替、田中。5−2
8回裏、1死3塁からセカンドゴロの間に1点。2死1塁でピッチャー交替、吉田。
9回表、無死1塁でピッチャー交替、平岡。2死2塁から6番仁田がタイムリー。6−3
京都学園大が勝ちました。
愛媛大。唯一の国立大の代表で、なかなか勝てない四国代表。それでも序盤は点の取り合いの中互角に戦いましたし、意地を見せてくれました。
田中投手が頭から投げられる状態だったらまた違った展開になったかも知れません。
中盤ホームランで突き放されましたが、その後のピンチは粘り強く断ち切っていました。この経験を来年に活かしてほしいですね。

京都学園大も全国初の1勝となりました。7番の愛工大名電出身の友澤選手が同点タイムリー3ベースに、8回の6点目のホームインもナイスランでした。足が速く6回には2盗3盗。2年生ですし、これからも楽しみです。

愛媛大に8回から守備で出てきた石川選手は岡崎西高校出身。4年生ですし、守備機会が無かったとはいえ出場出来て良かったですよね。なかなか全国の舞台に立つのは簡単じゃないですし。