6月8日に東京ドームで行われた東農大北海道オホーツク−富士大の観戦記です。
東農大オホーツクは井口投手がプロ注。富士大は多和田投手がプロ注。なので多和田投手がどこで投げてくれるかな、と期待しながら見ていましたが・・・。

東農大オホーツク
120010010|5 H13 E2
000000012|3 H7 E0
富士大

東農大オホーツク
井口−樋越
富士大
西村、夏井、小野、和田−小林

投手成績
東農大オホーツク
井口 142球 被安打7 四球2 三振14 失点3
富士大
西村 1回2/3 29球 被安打6 死球1 三振1 失点3
夏井 2回2/3 33球 被安打1 四球1 三振1 失点1
小野 3回2/3 68球 被安打5 四球1 三振2 失点1
和田 1回 20球 被安打1 四球0 三振0 失点0

井口投手は右のオーバーハンド。武相高校出身の4年生。MAX146k。リーグ戦ではリリーフだったそうですが、全国では先発。スライダーがタテに鋭く変化します。プロ注。
富士大は登板した4人のうち、和田投手以外の3人がリーグ戦では先発未経験で6イニング未満の投球数。大黒柱が投げられなかったのは大きいですね。
そんな中可能性を見せたのが小野投手。ダイナミックなフォームからMAX147k。折尾愛真高出身の3年生。右のオーバーハンド。

東農大北海道オホーツク
8安藤 4諸永 6稲村 2樋越 3吉田 9深瀬 D工藤 7周東 5茂木
富士大
9中島 8緒方 7楠 4久保 6濱田 2小林 D佐藤 5小菅 3三浦

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番稲村がセンターへヒットを放つも好返球でホームタッチアウト。2死1塁から4番樋越がタイムリー2ベース。東農大オホーツクが先制。
2回表、先頭の7番工藤がレフトへソロホームラン。2死2塁から2番諸永がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、夏井。3−0
5回表、1死2、3塁でピッチャー交替、小野。2死2、3塁から5番吉田がタイムリー。4−0
8回表、無死満塁から8番周東がレフトファールフライでタッチアップ生還。5−0
8回裏、2死2、3塁から3番楠のボテボテのタイムリー内野安打。5−1
9回裏、2死2、3塁から9番三浦が2点タイムリー2ベース。5−3
東農大オホーツクが勝ちました。
正直東農大オホーツクに2つエラーが出ましたが、どちらも僕の判断ではヒットでしたので、しっかりと東農大オホーツクが自分たちの野球が出来ていたかな、と思いました。

ただ、やはり、多和田投手は肩の違和感などだったようですが、エースの投げ合いは見たかったですね。でも2年前も不調で投げられなかったように思いますし、プロ注ですが、故障のしやすさも併せ持っているのかも。
でも素質はすでに見せていますし、無理せずに正解でしょうね。
これで順位は下がるかもしれませんが、どっかは指名するでしょうし。

東農大オホーツクは1番から8番までが全員安打。7番工藤選手がホームランを放ったように打線は活発でした。
井口投手も終盤疲れは見せましたが、しっかりと抑え切りました。2ケタ14奪三振は見事。こちらもプロ注です。秋にどういう評価になるか楽しみですね。