5月18日に春日井球場で行われた中部大−愛知大の3回戦。
愛大は負けたら最下位確定の崖っぷちからしぶとい戦いを見せています。中部大は勝てば優勝の試合を逃し、ここを勝って望みをつなぎたい1戦。
勝ちたい気持ちの強さに注目して観戦しました。

中部大
000001000|1 H6 E0
00220001X|5 H12 E2
愛大

中部大
村松、賀澤−細川勝
愛大
中川−高森

投手成績
中部大
村松 4回 65球 被安打8 四球1 三振1 失点4
賀澤 4回 85球 被安打4 四死球4 三振1 失点1
愛大
中川 9回 139球 被安打6 四球2 三振5 失点1

中川投手。正直立ち上がりは変化球が多く、調子が良さそうには思えませんでした。ただ、その序盤を上手く乗り切ったら徐々に本領を発揮。味方の援護を得て投げ切りました。
賀澤投手は右のスリークォーター。1年生とは思えない球威です。秋にまた期待される投手ですね。

スタメン
中部大
9山崎健 4山本 D鈴木陽 5神鳥 8白石 3細川純 7村上 2細川勝 6伊藤
愛知大
8長江 4東 5大山 7安藤 3小川 9後藤 D早川 2高森 6長尾

(試合経過)
3回裏、1死2、3塁から4番安藤が2点タイムリー。愛大が先制。
4回裏、2死2、3塁から2番東が2点タイムリー。4−0
6回表、2死2塁から6番細川純がタイムリー。4−1
8回裏、2死1、2塁から2番東がタイムリー2ベース。5−1
愛大が勝ち、勝ち点を上げました。
中部大はなんか元気がない感じを受けました。というか、負けたら最下位確定の愛大の気迫が上回ったというべきなのかな?
2番の東選手(県岐阜商 2年)が4安打の活躍。3打点も見事でした。3番大山選手の気迫も素晴らしかったし、先制タイムリーの4番安藤選手も気迫の先制打でした。

結果を待つしかありませんが、崖っぷちから良くここまで盛り返して勝ち点2を取りました。入替戦の可能性はまだまだありますが、天命を待ちましょう。

中部大は開幕カードから1戦目を取りながら2,3戦目を落とすといった形で、勝っておけば、という試合をことごとく落としました。それでも本来のエースの若林投手を欠きながら、村松投手を中心に投手陣は良く踏ん張ったと言えるかもしれませんね。
打つ方がもっとカバー出来れば。打線は水ものですが、神鳥選手は最後の秋になりますし、全国へ行けるように頑張ってほしいですね。