4月6日にパロマ瑞穂球場で行われた第1試合、愛知大−中京大の2回戦の観戦記です。
中京大の先勝で迎えた2回戦。愛大が意地を見せられるかに注目して観戦しました。

愛知大
000000003|3 H8 E1
00010201X|4 H7 E0
中京大

愛大
中川−高森
中京大
山下、高橋−飯田

投手成績
愛大
中川 8回 141球 被安打7 四球4 三振6 失点4
中京大
山下 8回1/3 113球 被安打6 四球4 三振2 失点2
高橋 2/3 24球 被安打2 四球0 三振0 失点1

中川投手って実は初めてちゃんと見たかも。まっすぐはなかなか速い。左バッターのインコースをどんどん突く強気のピッチング。4回の失点の後、明らかに球威が上がったように気持ちの強いピッチャー。いいサウスポーですね。
山下投手は右のスリークォーター。ピンチで粘り強いピッチングが光りました。

愛大
8長江 4東 D大山 7安藤 9後藤 3小川 2高森 5渡邊 6長尾
中京大
9濱口 7丸井 8川本 3鈴木考 4川上 5北村 D今津 2飯田 6村田

(試合経過)
2回表に1死1,2塁、3回表に1死2,3塁のチャンスを作るも愛大はチャンスを活かせず。
4回裏、先頭の3番川本がセンターが突っ込んで逸らしたあたりでランニングホームラン。中京大が先制。
6回裏、2死2塁から5番川上が左中間を破るタイムリー3ベース。6番北村のレフト前のフライを落球し記録タイムリーエラー。3−0
8回裏、2死2塁から6番北村がタイムリー。4−0
9回表、1死1塁から6番小川が2ラン。ここでピッチャー交替高橋。1死1、3塁からワイルドピッチ。4−3
中京大がなんとか逃げ切りました。中京大が勝ち点。
中川投手は不運な失点が多かった。ランニングホームランもセンターが無理をして逸らさなければシングルで終わった当たりでしたし・・・。無死で無理をする場面ではなかった気がします。
6回も最初のランナーはファールフライを落球して、そこから粘られて四球で出したもの。たらればですけど、それさえなければ5番の川上まで回らなかったし。

愛大は1番の長江と5番の後藤が4年生で、他は3年生以下。ちょっと我慢のシーズンになるかも。5番の後藤選手が調子がいいだけに、どういう打順でカバーするか、手腕が問われます。
西川投手を見たわけではありませんが、現状は中川投手が軸のがいい気がします。

中京大は岡部投手の復活がでかいですね。山下投手も去年1年間1戦目で投げて経験を積んだ強みもありますし、連勝での勝ち点は大きい。今年の優勝争いの台風の目になりそうです。