3月30日に一宮球場で行われた尾張2次Tの県大会代表決定戦、津島−小牧南の観戦記です。
どちらもこの春に見ているチーム。どこまでミスを減らして戦えるかに注目して観戦しました。

津島
112003110|9 H12 E2
110002000|4 H7 E0
小牧南

津島
渡辺、伊藤−笠木
小牧南
近藤、土川−坂田、高橋

投手成績
津島
渡辺(14) 5回1/3 86球 被安打5 四死球3 三振1 失点4
伊藤(1) 3回2/3 55球 被安打2 四死球2 三振0 失点0
小牧南
近藤(1) 6回 105球 被安打9 四球3 三振7 失点7
土川(11) 3回 35球 被安打3 四球1 三振1 失点2

渡辺投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。打たせて取るピッチャー。
近藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。右バッターのインコースを突くコントロールは持っています。カーブもいい。
土川投手は右のオーバーハンド。細身の長身。まっすぐはそこそこ。

スタメン
津島
8田中 3野村(4) 4高橋(3) 9乙須(13) 2笠木 1渡辺(14) 6下方 7雑賀(17) 5小澤
小牧南
9浅井(18) 7福田 3船橋(13) 2坂田 4松井 6新土井 1近藤 8森脇 5渡利

(試合経過)
1回表、2死2塁から連続暴投で津島が先制。
1回裏、1死3塁から3番船橋がタイムリー2ベース。1−1
2回表、2死2塁から8番雑賀がタイムリー3ベース。2−1
2回裏、1死満塁から1番浅井が犠牲フライ。2−2
3回表、1死2塁から3番高橋がタイムリー。さらに1死2塁から4番乙須がタイムリー2ベース。4−2
6回表、1死1、2塁から8番雑賀がタイムリー2ベース。更に1死2,3塁から9番小澤のところでスクイズ成功。2死3塁から1番田中がタイムリー。7−2
6回裏、無死1、2塁から6番新土井がタイムリー。無死1、3塁から6番近藤が犠牲フライ。ここでピッチャー交替、伊藤。7−4
7回表、1死2塁から5番笠木のポテンヒットタイムリー。8−4
8回表、2死2塁からワイルドピッチで2塁ランナーがホームイン。9−4
津島が勝ち、県大会出場を決めました。
津島で目立ったのは8番に入った雑賀選手。打球が予想以上に伸びる。3本の長打は打った瞬間は普通の外野フライかと思ったものがグングン伸びて頭を超えていく、という感じでした。ある程度守備は目をつむって使う選手かと思いますが、それでも魅力のある選手ですね。
守備はこの日も乱れがありました。三振も結構取られましたが、それを取り返すだけの力強さが津島の特徴かな、と思います。
県大会でもいい面を出せるように頑張ってほしいですね。

小牧南は近藤投手が捉えられました。ただ、6イニングで7つ三振を奪っているように、持っているボールは悪くない。あとはそれをどう活かすか。急に夏までにボールが速くなったりはしないので、組み立てとコントロールを考えて準備を進めてほしいですね。