11月24日、小牧球場で行われた4強大会の第2試合、享栄−中京大中京の観戦記です。
秋に同じ対戦を見ています。佐野投手が復活してどこまで中京相手に投げられるかに注目して観戦しました。

享栄
100000010|2 H6 E0
00115000X|7 H11 E0
中京大中京

享栄
佐野、山口、成田−清水
中京大中京
長谷部、上野−伊藤

投手成績
享栄
佐野(1) 3回1/3 63球 被安打5 四球2 三振1 失点2
山口(10) 1回2/3 31球 被安打4 四死球3 三振0 失点5
成田(17) 3回 41球 被安打2 四球0 三振0 失点0
中京大中京
長谷部(10) 85球 被安打3 四球2 三振3 失点1
上野(1) 35球 被安打3 四球0 三振1 失点1

佐野投手のピッチングに期待しましたが、まっすぐはなかなか。前はもっと出ていたと思うのですが・・・。上だけで投げている印象。
山口投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。
成田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ボールが手元で伸びている印象でした。
長谷部投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。ボールに力がありました。
上野投手は右のオーバーハンド。見るたびにピッチングが悪くなっている気が・・・。まっすぐはなかなか。ボールに力がない。

享栄
8早川 4笠井 3中山 7村西 5山本 6村田 2清水 9神村 1佐野
中京大中京
4杉井 9内藤 8中村 2伊藤 3杉本 7福富 5佐藤 6足立 1長谷部

(試合経過)
1回表、1死3塁から内野ゴロの間に1点。
3回裏、2死1、3塁から6番福富がタイムリー。同点。
4回裏、1死3塁でピッチャー交替、山口。1番杉井の犠牲フライ。中京が勝ち越し。
5回裏、1死満塁から7番佐藤がタイムリー。8番足立が押し出し死球。9番長谷部が2点タイムリー。2死3塁から1番杉井がタイムリー。7−1
7回表、1死3塁から6番村田が犠牲フライ。
中京大中京が勝ちました。
享栄はなぁ。現状のチーム力はこんなもんなのかな。成田投手がいいボールを投げていました。彼の成長に期待ですね。
佐野投手は故障明けということで・・・。しっかりと冬の間にフォームの見直しと故障の完治を図って、春にはもっといいピッチングを見せてほしいです。

中京大中京は以前に比べてバントが減りました。かつては無死、1死1塁で主軸でもバントで送るケースが多かったのですが、今は中軸だと打たせていく。足も使う。そういう姿勢はいいですね。
問題はピッチャーでしょうね。去年、いいボールを投げていた上野投手がどんどん良さが失われていく。長谷部投手は今は1年生でいいボールを投げていますけど、来年どうなっていることやら・・・。

しかしさすが4強というプレーが少なかった。唯一中京大中京のセカンドの杉井選手がいいプレーを見せてくれましたね。
東海大会で1つも勝てなかった愛知県勢。春には成長して、さすがと思わせるプレーを見せてほしいです。