11月24日に小牧球場で行われた第5回やろまいかの第1試合、愛工大名電−東邦の観戦記です。
東邦の2年生を含めたチームは初めての観戦でした。4強らしいレベルの高い試合を期待して観戦しました。

愛工大名電
0010150004|11 H12 E1
2130000101|8 H9 E4
東邦
(延長10回タイブレーク)
愛工大名電
福本、櫻木−山崎
東邦
山下、犬飼、藤嶋−奥原

投手成績
愛工大名電
福本(10) 5回 71球 被安打6 四死球3 三振2 失点6
櫻木(1) 4回2/3 74球 被安打3 四球3 三振8 失点2
東邦
山下(1) 6回 118球 被安打7 四死球5 三振6 失点7
犬飼(10) 2回 20球 被安打2 四球0 三振2 失点0
藤嶋(7) 1回2/3 26球 被安打3 四球0 三振2 失点4

福本投手は初めて見ましたが、思ったよりボールに力がなかった。中盤は立ち直りましたが・・・。左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。
櫻木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。変化球が多く、上手く東邦打線をかわした印象。
山下投手は右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ。粘り強く投げていました。
犬飼投手は左のスリークォーター。
藤嶋投手は前日の1年生大会よりはボールが走っている印象でした。

愛工大名電
7毛利 6中村大 8武藤 3西脇(15) 9三輪(18) 5高橋 2山崎 1福本 4木附
東邦
7持留(9) 4浜嶋 8大坂 9藤嶋 3梅屋 5小西 6鈴木 2奥原(12) 1山下

(試合経過)
球場に着いた瞬間に藤嶋が2ランホームラン。東邦が先制。
2回裏、先頭の小西がレフトへホームラン。
3回表、1死3塁から痛烈な当たりをショートが弾くタイムリーエラー。3−1
3回裏、2死1、2塁から6番小西がタイムリー2ベース。7番鈴木が2点タイムリー。6−1
5回表、2死2塁から4番西脇がタイムリー3ベース。6−2
6回表、1死満塁からワイルドピッチ。2死2、3塁からタイムリーエラー。更に2死1、2塁から4番西脇が2点タイムリー2ベース。名電が逆転。7−6
8回裏、1死満塁から犠牲フライ。7−7
延長タイブレーク突入。
10回表、1死満塁で3塁偽投ボーク。更に毛利がライトへ3ランホームラン。11−7
10回裏、1死満塁から3番大坂がタイムリー。11−8
試合終了、愛工大名電が勝ちました。
ん〜、この試合にタイブレークは必要だったんだろうか。

そういう意識がどうしてもあったので、延長戦での出来事は蛇足に感じてしまって・・・。でもいきなりの藤嶋投手の偽投ボークは笑ってしまいました。やっぱりテンパるんですかね?藤嶋投手にとっては苦い経験ですけど、こういう試合で良かった、ですよね。そういう意味でも練習になったのかな?タイブレークの。

そこまで全く打てていなかった毛利選手の一発で試合が決まりました。良く毛利選手からの打順を選んだな、と思いました。
ただ、名電としては9回のスクイズ失敗が、ね。こういうところをきっちりと決めてほしいですよね。

東邦は溝口選手の出場が無かった。多分故障ですかね。この試合で出場なしというのは。それでも打線は力があります。ただ、東邦は序盤打っていても、中盤止まってしまう癖というかそういう試合をしばしば見ます。淡泊になるというか・・・。まぁ仕方ない部分もあるんでしょうけど。
藤嶋選手のいきなりのホームランも驚きましたが、6番の小西選手もホームランを含む2安打2打点。1年生で楽しみな選手ですね。ただ、サードの守備はポロポロしていました。1年生大会ではセンター。どっちが本職か分かりませんが、打撃を活かしていい選手になってほしいです。