11月9日に京セラドーム大阪で行われた日本選手権の準々決勝第1試合、JR東日本−トヨタ自動車の観戦記です。接戦は予想されましたが、投手戦になりました。
6回からの観戦でした。

JR東日本
0000000000010|1 H3 E1
0000000000011|2 H10 E0
トヨタ自動車
(延長13回タイブレーク)
JR東日本
坂寄、飯田、東條大、関谷−石川
トヨタ自動車
佐竹、上杉−木下、二葉

投手成績
JR東日本
坂寄 5回 被安打2 四球0 三振3 失点0
飯田 1回2/3 被安打2 四球1 三振1 失点0
東條大 2回2/3 被安打4 四球0 三振1 失点0
関谷 2回1/3 被安打2 四死球3 三振2 失点2
トヨタ自動車
佐竹 10回 被安打3 四球0 三振12 失点0
上杉 2回1/3 被安打0 死球1 三振3 失点1

飯田投手は左のオーバーハンド。MAX136k。亜細亜大出身の2年目。
東條大投手は右のサイドハンド。MAX144k。青学大出身の1年目。球威で押すタイプ。
関谷投手は右のオーバーハンド。MAX142k。明治大出身の1年目。困ったらフォーク連発でした。
佐竹投手は右のオーバーハンド。まっすぐは140k前後なのですが、テンポ速くストライク先行でどんどん追い込む。完全に見下ろして投げてる。全盛期の吉見(中日)に似た投球。投球のお手本のようなピッチング。
上杉投手はMAX150kを記録。速い。球威十分のピッチング。

スタメン
JR東日本
4西野 3竹内 D畑中 7松本 5江塚 8影山 9岩澤 2石川 6嘉数
トヨタ自動車
9小島 3多木 4河合 6樺澤 5瀧野 D田中幸 7保良 2木下 8辰巳

(試合経過)
6回からの観戦になりました。
6回裏、先頭の8番木下が2ベース。送って1死3塁のチャンス。1番小嶋がサードフライ。2番が四球の後、3番河合が三振に倒れ得点ならず。
7回裏、2死2塁でピッチャー交替、東條大。ここは坂田をセカンドフライに。
8回裏、2死2塁、9回裏、2死1,3塁とチャンスを作りますが、いずれも得点ならず。
延長戦に突入。
10回裏、1死1、3塁でピッチャー交替、関谷。ここで2番多木を三振。3番河合を投ゴロに打ち取りピンチを脱します。
11回表にトヨタは2番手に佐竹から上杉にスイッチ。6回から11回でヒット1本に抑える見事なピッチングです。
11回裏、2死満塁まで攻めますが、チャンスを活かせず。タイブレーク突入。
12回表、1死満塁から押し出し死球でJR東日本が勝ち越し。1−0
12回裏、2死満塁からボテボテのピッチャーゴロ内野安打で同点。
13回表、連続三振に切って上杉が0に抑えます。
13回裏、1死満塁から代打福田がサヨナラタイムリー。トヨタが勝ちました。
6回からの観戦だったのですが、とにかく佐竹投手がすごすぎました。結局6回以降はポテンヒット一本。全く危なげないピッチングでした。
弱い相手ならともかく、社会人トップレベルのJR東日本相手にこれですからね。春の都市対抗の時もすごかったですけど、この秋も好調を維持。すごいピッチャーです。
上杉投手も死球で一旦は勝ち越しを許しましたが、そこからの投球は素晴らしかった。延長13回の2者連続三振は圧巻。150kも出すし、プロも欲しかっただろうなぁ。
ただ打つ方はことごとくチャンスを逃して苦しい展開。12回の判定もタイミングは微妙でしたしね。
野手で目立ったのはキャッチャーの木下選手。打つ方で2本。いい当たりの凡打もありましたし、打てるキャッチャーとしてこれから二葉選手を脅かしそうですね。

JR東日本は継投でピンチをかわし、投手戦に。監督も選手交替を遅らせたりして、なんとか流れを相手にやらないようにしているのが伝わる試合でした。正直イラっとしましたが、それも作戦の一つなんでしょうね。
東條大投手は力がありました。関谷投手は大学の時のが良かったかな。
それにしてもやっぱり強いチームです。