11月2日に熱田球場で行われた市内県立の決勝戦、天白−瑞陵の観戦記です。
試合前には前回の試合を見た限りでは天白のが瑞陵よりも上かなと思っていたのですが、思った以上に好ゲームになりました。

天白
001010000|2 H4 E0
000000003|3 H8 E0
瑞陵

投手成績
天白
大原(1) 8回1/3 133球 被安打8 四球4 三振6 失点3
瑞陵
安藤(1) 9回 125球 被安打4 四球3 三振5 失点2

大原投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。球威、コントロールとも申し分のないピッチャーですが、空振りを取れるボールがないのが課題。
安藤投手は左のオーバーハンド。テイクバックの小さいフォーム。フィールディングの判断がいいし、野球センスの高さを感じます。まっすぐはぼちぼち。フライアウトが多かった。

天白
8上田 4村木 7山辺 5持田 3早坂 9青木 6加藤 2内山 1加藤
瑞陵
8坂井 6梶野 9関山 5古田 1安藤 3中島 2坂神 4加藤 7北道

(試合経過)
2回表、2死2塁から3盗を決めプレッシャーをかけるも7番が倒れ0点。
2回裏、1死1,2塁から7番坂神のショートゴロ。ゲッツーかと思いましたがランナーに当たり守備妨害。結局8番が三振に倒れつながりませんでしたが、狙ってやったのなら相当な頭脳プレー。
3回表、2死1、3塁から1塁ランナースタート。2塁送球の際に塁間で止まり、3塁ランナーがスタートしホームイン。鮮やかなダブルスチール成功。天白先制。
5回表、無死満塁から1番上田の犠牲フライ。尚も2死満塁でしたが、4番が倒れ追加点はならず。2−0
5回裏、6番中島が2ベース。7番坂神がヒットでつなぎチャンス拡大。1死満塁となりますが、1番2番が倒れ得点ならず。
9回裏、1死1、2塁から6番中島がセンターオーバーの2点タイムリー2ベース。1死満塁から9番北道がサヨナラ勝ち。連覇達成。
天白は試合前のノックから工夫が見えました。広く位置を取りボール回し。2分くらいやっていましたが、1バウンドで回したりして、考えているのが良く伝わってきました。そしてそれが活きるプレーが実際に3遊間の深いところからの天白の加藤君の送球が1バウンドできちんと投げて、1塁手もしっかりと取る。それ以外でもとにかく良く鍛えられているなぁと感じる場面が多かった。
天白は打線が淡白でした。積極的にファーストストライクを打っていくことはいい。ただ、簡単に上げてしまう打球があまりにも多かった。27のアウトのうち14がフライアウトはいかにも多い。しっかりとライナーで抜く打球を増やすように取り組んでほしいですね。

大原投手はいい投手です。ただ、三振は6つ奪いましたが、うち5つは見逃し三振。やはり空振りを取れるボールがほしい。そうしないと強豪私学には通用しないと思います。冬の間に体を鍛えて球速アップを図るとともに、なにか決め球を作りたいですね。

瑞陵の勝因は安藤投手の好投に尽きますね。6回以降はパーフェクトピッチング。これが9回裏の逆転サヨナラにつながったとこは間違いないです。最初の投球練習のときからまっすぐが伸びていたのは分かりました。タイミングの取りにくいフォームですし、この日のピッチングはベストだと思います。これをベースにレベルアップを図って活きたいですね。
打つほうでは6番の中島選手がすばらしかった。元々4番ですし、なんでこの日が6番だったか分かりませんが、打球が違います。ただ、走塁は2ベースがどちらも3ついけた当たり。自分で3塁は無理と決め付けないで積極的に次の塁を狙う意識を持ってほしい。

瑞陵は連覇達成。おめでとうございます。この試合もノーエラー。いい試合を見せてもらいました。
来年の春は両チームとも県大会出場を目指してがんばってほしいです。