10月26日に春日井球場で行われた尾東大会の決勝戦、春日丘−中部大第一の観戦記です。
秋の県ベスト4の春日丘。このところ春日丘よりも実績が上のことも多い中部大第一。同じ中部大系列の対戦ということで好ゲームを期待して観戦しました。中部大第一は新チームで見るのは初めてです。

春日丘
000000004|4 H8 E4
11010021X|6 H10 E0
中部大第一

春日丘
柿本、山田−深谷
中部大第一
長島彰−成田

投手成績
春日丘
柿本(10) 4回 76球 被安打7 四球2 三振3 失点3
山田(1) 4回 46球 被安打3 四球0 三振1 失点3
中部大第一
長島彰(1) 9回 129球 被安打8 四死球5 三振9 失点4

柿本投手は右のスリークォーター。一旦サイドハンドで投げるくらいに体が沈んでそこから腕を斜めから振る感じのフォーム。低めに集めて打たせるピッチャー。まっすぐはそこそこ。
山田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。コントロールが安定。
長島彰投手は右のサイドハンド。まっすぐはなかなか。ダイナミックなフォームからブレーキの利いた変化球を投げられるのでタイミングが取りにくいピッチャー。

春日丘
6三輪 5酒井 7太田 9小林 3永田 4加納 8森川 1柿本(10) 2深谷
中部大第一
5三村 4上村 6小栗 3長島啓 7陸浦 2成田 9山田将 1長島彰 8香川

(試合経過)
1回裏、2死満塁から6番成田が押し出し四球。中部大第一が先制。
2回裏、先頭の8番長島彰がライトへホームラン。2−0
4回裏、1死1塁から9番香川がタイムリー3ベース。3−0
7回裏、無死2塁からバント処理を悪送球。ランナーホームイン。無死1、3塁から2番上村が犠牲フライ。5−0
8回裏、2死3塁から8番長島彰がタイムリー。6−0
9回表、1死満塁から9番深谷が犠牲フライ。2死1、3塁から1番三輪がタイムリー2ベース。2死満塁から3番野村が2点タイムリー。6−4
中部大第一が勝ち、尾東大会優勝しました。
春日丘は秋にエースとしてベスト4に導いた長谷川投手が未登板。来年の夏に向けて2番手以降の投手を確立する必要がありますからね。そういう意味ではこの試合は山田投手はまずまずでしたが、まだまだ不安はありますね。
打線も9回に4点取りましたがまだまだ課題があります。私学は冬の特訓で変わってきますからね。頑張ってほしいです。

中部大第一は新チームは初見。エースの長島彰投手が投打に活躍。打つ方が8番でしたが、ホームランを含め3打数3安打2打点1四球。もっと上位も打てそうなバッティングを見せていました。
投げても9回に失点はしましたが、そこまでは素晴らしいピッチング。冬の間にしっかりとスタミナを強化して、さらに成長した姿が見たいです。