10月12日に天白高校Gで行われた市内県立大会準決勝第2試合、松蔭−瑞陵の観戦記です。
新チームになって早くも3度目の対戦となった両校。ここまでは松蔭が2勝でしたが、瑞陵のリベンジなるか、に注目して観戦しました。

松蔭
010201000|4 H8 E6
10201015X|10 H7 E5
瑞陵

投手成績
松蔭
村田(1) 7回1/3 146球 被安打7 四死球9 三振5 失点10
三輪(11) 2/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
瑞陵
安藤(1) 9回 130球 被安打8 四死球2 三振1 失点4

村田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。なかなかリリースが決まらず、いいボールもあるのですが、それが10球に1球くらいしかこない。
三輪投手は右のアンダーに近いサイドハンド。いいボールを投げていました。
安藤投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。変化球で緩急をつけるピッチャー。

スタメン
松蔭
7小塚 4中村 5上野 1村田 3川島(13) 9堀井 2谷口 8戸田 6大川
瑞陵
8坂井 6梶野 1安藤 3中島 9関山 5古田(16) 2坂神 4沢田(5) 7北道

(試合経過)
1回裏、1死1、2塁からショートゴロタイムリーエラー。瑞陵が先制。1−0
2回表、1死1、3塁から9番大川がタイムリー。1−1
3回裏、1死満塁からショートタイムリーエラー。押し出し死球で加点。3−1
4回表、2死2、3塁から4番村田が2点タイムリー。同点。
4回裏、1死3塁からライトフライを落球。4−3
6回表、1死1、3塁から4番村田の犠牲フライ。4−4
7回裏、2死2塁から7番坂神がタイムリー。瑞陵勝ち越し。5−4
8回裏、1死2、3塁から3番安藤が2点タイムリー。1死1、2塁から5番関山が3ラン。10−4
瑞陵が勝ち、決勝進出。
両チーム合わせてエラー11。ピッチャーの自責点は6回の松蔭の得点だけ。

・・・まぁ一言で言えば残念な試合。

ただ、瑞陵は4回まで5つエラーが出ましたが5回以降はノーエラー。投手の安藤投手はフライアウトが多く、ボールに切れがあったということでしょうね。
瑞陵ではセンターの坂井選手の速さが目立ちました。守備、走塁、打撃。いい選手ですね。
坂神捕手も肩の良さは以前から知っていましたが、打つ方も粘り強い打撃を見せていました。
二遊間は守備練習ですね^^;

松蔭は大川選手が4エラー。以前は守備がいい選手で目立っていたのですが・・・。ボールへの入り方が以前は良かったですが、ミスが続くとそれが雑に見えてしまう。難しいところですけどね。正直これだけミスが出る前にベンチも替えてあげればいいのに、と思いました。
村田選手はさすが4番。それから1番小塚選手の打撃も良かったです。
もったいなかったのは3回表。1死1,3塁からのレフトフライで返れる当たりだったのですが、ベースから離れていてタッチアップ出来ず。この試合1回も松蔭は勝ち越せなかったので、この場面で一度でも勝ち越せていれば流れは変わった気がするんですよね。
そういう目に見えるミス、記録に出ないミス。このあたりを無くすようにしたいですけど、それよりもいけいけで行った方が松蔭にはいいかも知れませんね。

11月2日に熱田球場で行われる決勝戦と3位決定戦。球場で試合が出来るのは貴重なので、いい経験にしてほしいですね。