8月24日に名城大附グランドで行われた第2試合、名城大附−名市工の観戦記です。
勝った方が県大会に出場が出来る決定戦。好ゲームを期待して観戦しました。

名城大附
020000014|7 H14 E2
000002200|4 H7 E1
名市工

名城大附
中島、坂井−後藤、佐藤
名市工
有田、菱田−山田

投手成績
名城大附
中島(1) 7回 89球 被安打7 四死球2 三振4 失点4
坂井(19) 2回 24球 被安打0 四球0 三振1 失点0
名市工
有田(1) 8回1/3 138球 被安打14 四死球3 三振5 失点7
菱田(10) 2/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
中島投手は右のサイドハンド。少しスリークォーター気味。まっすぐはぼちぼち。コントロールが安定して試合を作れるピッチャー。
坂井投手は左のスリークォーター。ひじが遅れて出てくる。まっすぐはそんなに速くない。
菱田投手は右のスリークォーター。テイクバックが大きいタイプ。まっすぐはそこそこ。上背がある。

名城大附
6宮下 5甲斐(11) 9藤井 3池上 8川瀬 2後藤 7和田(12) 4三輪田 1中島
名市工
9中山 4水谷 8久保田 7屋良 3家久 2山田 5脇 6堀出 1有田

(試合経過)
2回表、1死2、3塁から1番宮下がタイムリー。2番甲斐が犠牲フライ。名城大附が2点先制。
6回表、1死2塁から2番水谷がタイムリー。更に1死1、3塁からセカンドゴロゲッツー崩れで1点。2−2
7回裏、2死1、2塁から、9番有田のセカンド後方に落ちるタイムリーで勝ち越し。更に1番中山もタイムリー。4−2
8回表、1死1、3塁から代打佐藤がタイムリー。4−3
9回表、1死満塁から代打野田がタイムリー。更に7番永田の2点タイムリー2ベースで逆転。ここでピッチャー交替、菱田。2死1、3塁から1塁ランナースタートして、2塁への送球がセンターへ逸れて3塁ランナーホームイン。7−4
名城大附が逆転で県大会進出を決めました。
6回以降、逆転して試合が引っくり返る面白い展開となりました。お互いに力のあるいいチームでしたし。

名城大附は終盤の代打策がずばずば的中。これは監督さんの手腕ですね。もちろん打った選手が一番素晴らしいのですが。終盤のビハインドで力を発揮出来るのは負けられない気持ちと練習の成果ですよね。
ミス絡みで追いつかれたのは反省材料ですけどね。でもピッチャーも初回に打球を受けながらも良く投げていましたし、疲れの出るタイミングでしたから仕方ない。リリーフの坂井投手が8回裏を3人で切ったところで流れがきましたね。

名市工も逆転して、8回に1点差まで迫られて尚も1死満塁のピンチでゲッツーで抑えた時には、このまま押し切るかな、と思ったんですけどね。
疲れがみえていた有田投手を逆転されるまで引っ張るしかなかったのが苦しかったかな?1年秋に投げていた久保田選手がセンターでピッチャーは出来ない感じでしたし。

あと気になったプレーが。6回裏、1死2塁でカウント1−2からのボールが微妙なボール。僕にはストライクに見えたのですが、キャッチャーの見切りが速くてすぐにミットを動かしてしまい判定はボールに。しっかりと審判に見せていればストライクって言ってもらえたかも。そこから失点したし、もったいないプレーでした。変にストライクアピールで長い事キャッチングをするのも心証悪いけど、しっかりと見せて上げることも大事。ミットを動かさずに見せる。これを心がけてほしいですね。