7月24日に岡崎球場で行われた豊田大谷−一宮西の観戦記です。
初戦で名城大附に勝った豊田大谷。このチームは見る機会がなくてどんなチームか見てみたくて注目して観戦しました。

豊田大谷
2000007|9 H9 E1
0000020|2 H6 E2
一宮西
(7回コールド)
豊田大谷
古川、岩田、遠藤−河島
一宮西
大坂、川合−杉村

投手成績
豊田大谷
古川(20) 5回0/3 79球 被安打6 四死球3 三振4 失点2
岩田(10) 1回 3球 被安打0 四球0 三振0 失点0
遠藤(11) 1回 20球 被安打0 四死球2 三振1 失点0
一宮西
大坂(1) 6回2/3 121球 被安打8 四死球6 三振3 失点7
川合(3) 1/3 20球 被安打1 四死球2 三振0 失点2

古川投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。ボールを動かして打たせるタイプ。
岩田投手は右のサイドハンド。まっすぐはなかなか。サイドにしてはボールは速い。
遠藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。
大坂投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。しっかりと腕は振って投げてる。低めに集めてゴロを打たせるタイプ。
川合投手は左のオーバーハンド。まっすぐはあんまり速くない。コントロールも今一つでした。

豊田大谷
7石田 4奥村 6野沢 3松山 5伊藤 2河島 9林→9矢野(17) 1古川(20)→1岩田(10)→H村上(16)→1遠藤(11) 8桜庭
一宮西
4佐藤→H小島(14)→R伊藤(15) 8基村→H大森(16)→R西山(17) 2杉村 9加藤 3川合→1 5國立 6内藤 1大坂→3 7岩田→H毛利(13)

(試合経過)
1回表、1死1、3塁からセーフティースクイズでホームアウトのタイミングもキャッチャーが落球してセーフ。1死1、3塁から犠牲フライ。豊田大谷が2点先制。
3回表、1死1,3塁のチャンスを逃すと、4回、6回と2死満塁を逃します。
一宮西も3回4回とチャンスを作るも無得点。
6回裏、無死1塁から4番加藤の2ランホームラン。同点。無死1塁でピッチャー交替、岩田。2−2
7回表、無死2,3塁になったとこで、大坂が指を気にしながらベンチへ。そこからフォームも崩れながらも2死を取るも、四球が出て2死満塁となり9番桜庭がタイムリー。1番石田が走者一掃のタイムリー3ベース。ここでピッチャー交替、川合。2死満塁から4番松山が走者一掃のタイムリー2ベース。9−2
豊田大谷が勝ちました。
豊田大谷がどんなチームか、と期待して見たのですが、正直そこまでの強さは感じませんでした。
守備でもバタバタするし、打つ方も終盤まで捉えられないし。初回の2点だって、返球が良かったらアウトになっていた状況でした。
1番の石田選手は4安打1四球で全打席出塁。いい選手でしたね。
どうしてもかつての強さが基準になってしまうので、寂しく感じてしまうのです。ユニフォームも昔の阪急みたいな色使いになってて、違うチームみたいだし。
20人の中に3年生は4人だけ。この日登板した投手は全員2年生。新チームにはたくさん選手が残るので、よりレベルUPした豊田大谷を見せてほしいですね。

一宮西は一旦は同点に追いつくHRを打った加藤選手が素晴らしかった。
大坂投手は指を気にしながらの一旦の治療でしたが、これも痙攣の一種だったかもしれません。その後はフォームも崩れていたし。
良く粘っていましたが、替わってから抑える力のある投手はいなかったということでしょうね。

もっと強い豊田大谷を求めるのは難しいんでしょうかねぇ。かつての強さが見てみたいのですが。