7月13日に瑞穂球場で行われた富田−丹羽の観戦記です。
富田はこれまで長いことブログをやってきましたが、初の観戦でした。
丹羽は昨年夏ベスト8も、新チーム以降は秋春は1勝のみと苦しんでいました。富田は2次に進む時もあったので、富田有利かなぁと思いながら観戦しました。

富田
001000001|2 H10 E1
00020111X|5 H11 E1
丹羽

富田
武藤−萩野
丹羽
遠藤、吉川、牧野−畔柳

投手成績
富田
武藤(1) 8回 130球 被安打11 四球3 三振5 失点5
丹羽
遠藤(11) 3回 37球 被安打2 四球0 三振0 失点1
吉川(1) 2回 23球 被安打2 死球1 三振1 失点0
牧野(10) 4回 64球 被安打6 四球0 三振3 失点1

武藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。フォロースルーの大きいフォーム。タテスラがいい。
遠藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。2年生。緩急使って抑えるタイプ。
吉川投手も右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。少しボールが高かった。
牧野投手も右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。ひじを隠して投げるピッチャー。2年生。

富田
2萩野 8安井(15) 9石垣 5森内 7木村 3丹羽 1武藤 4風岡 6林→H野田(8)
丹羽
6安原 5馬路 9吉村 8安達 7高田 2畔柳 3丹羽 4青山 1遠藤(11)→H佐々(16)→1吉川→H入江(17)→1牧野(10)

(試合経過)
3回表、1死1、3塁から1番荻野が犠牲フライ。富田が先制。
4回表、1死から4番森内、5番木村の連打で1,3塁。ここで6番丹羽のセカンドゴロを上手くゲッツーにして丹羽がしのぎます。
4回裏、2死3塁から5番高田がライトへタイムリー。2死1、3塁からワイルドピッチで逆転。2−1
5回裏、1死から1番安原が3ベース。ここでスクイズを仕掛けるも空振りで失敗。チャンスを活かせず。
6回裏、1死1、3塁から8番青山が犠牲フライ。3−1
7回裏、1死2,3塁から4番安達の2球目にスクイズを仕掛けるもまたも空振りで3塁ランナー憤死。しかしこの場面で4番安達がタイムリー。4−1
8回裏、1死2塁から8番青山がタイムリー。5−1
9回表、1死1、3塁から7番武藤がレフトへタイムリー。5−2
丹羽が逃げ切りました。

丹羽は昨年夏のベスト8から新チームになりなかなか勝てなかったようですが、伝統としての試合巧者ぶりが身に付いているのかな、と感じるくらい、確実に点をものにしていきました。
2度スクイズを失敗するなど、決していいところばかりではなかったんですけどね。試合としては7回のスクイズを失敗してチャンスを逸しかけた2死3塁の場面で打った4番安達選手の1打が大きかったです。これで勝負が決まった感じもしたし。
目立ったのは1番の安原選手。8番の青山選手も2打点の活躍。2遊間でまだ2年生ですし、新チームでも中心になってくるでしょうね。楽しみな選手です。
投手は打席が回ってくる毎に代打を送り、こまめなリレー。たしかに絶対的エースはいない感じでした。上手く目先を変えながらこの後も戦って行きたいところですね。

富田も2回を除いて毎回ランナーを出し、塁上はにぎわせたもののなかなかチャンスを活かせず。ゲッツー2つもあって攻めきれませんでした。
4番の森内選手が3安打と活躍したものの、全てランナー無しから。チャンスで回すことが出来なかったですね。
バッテリーはスクイズを2つ外すなど、粘っていたんですけどね。

丹羽も抜群に試合巧者とかではなかったのですが、チャンスを確実に活かすという部分で上回りました。昨年はほとんど3年生で、経験者はほとんどいないと思うのですが、勝負強い伝統が活きているのかなって感じました。