3月21日に始まりました名古屋地区予選、山田−瑞陵の観戦記です。場所は中部大第一グランド。
瑞陵のみ選手名が分かりますので、ちょっといびつな観戦記になります。

山田
010000000|1 H6 E2
01310000X|5 H11 E3
瑞陵

投手成績
山田
(10) 147球 被安打11 四球5 三振6 失点5
瑞陵
織田(1) 120球 被安打6 四球1 三振8 失点1

山田は背番号10番が先発。右のオーバーハンド。スピードはそんなに速くないですが、緩急を使って上手く打ち取るタイプ。追い込んでからもったいない球が多かった。
織田投手は左のオーバーハンド。昨年秋に見て以来。まっすぐはそこそこ。序盤は高かったですが、3回くらいから低めに集まるようになりました。

(試合経過)
1回表、2死3塁から初球をキャッチャーが取れずに後ろにそれる。サードランナーが突っ込むもカバーのピッチャーに投げてアウトに。
2回表、2死3塁から7番がタイムリー。山田が先制。尚も8番がヒットで繋ぐも、9番を三振に斬ってピンチを脱します。
2回裏、2死1、3塁から8番新矢がタイムリー。同点。
3回裏、2死1、2塁から5番安藤が2点タイムリー2ベース。橋部がタイムリー。4−1
4回裏、2死2塁から3番加藤がタイムリー2ベース。5−1
6回表、1死からエラーと四球で1,2塁。5番の犠打で2死2,3塁とするも6番が倒れ0点。
瑞陵が勝ちました。
山田は春の初戦で10番が先発。確かに安定感のありそうなピッチャーでしたが踏ん張りきれず。でも5回以降は良く粘りました。
あと、山田高校のキャッチャーがなかなかの肩。それでも盗塁を許す場面もあったので、ピッチャーとの共同作業で封じていきたいですね。
6回の攻撃が残念でしたね。4点ビハインドで1死1,2塁で5番打者に犠打を選択。6番が当たっていたわけではないので、5番に打たせてほしかった。

瑞陵は織田投手が見事なピッチング。立ち上がりはどの投手でも課題ですので、そこを小さい傷口で防ぐようにしていくことですね。3回以降はほぼ完璧なピッチングでした。
瑞陵は2番北川3番加藤が好調。逆に1番坂井4番田組が不振でした。好不調はどこでも起こるのでチームとしてカバーしていくことが大事。
あとは4連戦というきつい日程をどう乗り切るか。打線の奮起がカギになりそうです。