10月28日日本選手権1日目の第2試合、ヤマハ−新日鐵かずさマジックの観戦記です。
東海地区代表のヤマハを応援しつつ、ソフトバンクのドラフト指名を受けた岡本投手に注目しながら観戦しました。

ヤマハ
000003000|3 H8 E1
000000103|4 H11 E0
かずさマジック

ヤマハ
武内、渡邊、九谷、竹下、小沢−川辺
かずさマジック
岡本、加藤、中根−清水、山縣
投手成績
ヤマハ
武内 6回 94球 被安打4 四球0 三振4 失点0
渡邊 0/3 11球 被安打2 四球0 三振0 失点1
九谷 1回 19球 被安打1 四球1 三振2 失点0
竹下 1回0/3 20球 被安打2 死球1 三振1 失点2
小沢 1/3 10球 被安打2 四球0 三振0 失点1
かずさマジック
岡本 5回2/3 86球 被安打5 四球0 三振8 失点3
加藤 2回 32球 被安打2 死球1 三振1 失点0 
中根 1回1/3 22球 被安打1 四球0 三振3 失点0

武内投手は右のオーバーハンド。まっすぐはMAX142k。倉吉北、近大出身の25歳。出来はかなり良かった。6回で降ろしたのは球数かな?少し捉えられ始めてはいたけど。
竹下投手は左のオーバーハンド。かなり力を入れて投げるピッチャー。まっすぐは140k超えてきますが、結構捉えられていました。

岡本投手はソフトバンクの3位。神戸国際大附出身の21歳。MAXは144k。切れのあるボールを投げていました。まっすぐでバットの上を通過するボールがいくつもありました。
中根投手は愛知学院大出身の2年目。24歳。MAX144kと球威のあるボールを投げていました。

スタメン
ヤマハ
9矢幡 6永田 8長谷川雄 7柳 5萩原 3佐藤 D石野 4青柳 2川辺 P武内
カズサマジック
9米田 6田中 7渡辺 5澤山 8野坂 3佐々木 D加持屋 4梅田 2清水 P岡本

(試合経過)
6回表、1死から1番矢幡が3ベース。続く2番永田のセカンドゴロで矢幡が好走塁でホームセーフ。記録野選でヤマハ先制。2死2塁から4番柳がランニング2ランホームラン。ここでピッチャー交替、加藤。3−0
7回裏、無死2、3塁でピッチャー交替、九谷。2死満塁から2番田中がタイムリー。3−1
8回表、2死からピッチャー交替、中根。
9回裏、先頭の山縣がレフトへホームラン。無死1塁でピッチャー交替、小沢。1死2、3塁から3番島影が逆転サヨナラタイムリー。かずさマジックが勝ちました。

ヤマハは投手陣の弱さが出てしまいました。武内投手は素晴らしかっただけに、もう少し引っ張っても良かったと思ったのですが、多分球数で決めていたんでしょうね。故障上がりらしいですし。
最後小沢投手が投げましたが、ベンチ横で戸狩、大野両左腕がキャッチボール・・・。順番が逆では?と思いました。それだけ戸狩投手らは調子が悪かったんでしょうね。小沢投手も必死に投げていましたが、荷が重すぎました。
ヤマハは萩原選手が5番サードでスタメンでしたが、相手に攻撃で狙われるように、守備が厳しい。打つ方でもいいところが無く、2打席で引っ込められました。サードは厳しいかな。
1番矢幡選手の足が光りました。3ベースは速かったです。

かずさマジックは岡本投手はプロ指名の力を見せました。まだ若いですし、楽しみなピッチャーですね。
中根投手も懐かしかった。浦野投手らとともに愛知学院で明治神宮大会の準優勝に貢献したピッチャー。力を見せてくれましたし、強豪かずさマジックで主力として活躍してくれそうです。
最後の島影選手の逆転サヨナラタイムリーは2塁ベースに当たって方向が変わるラッキーもありました。そのまま抜けたらホームは微妙なタイミングだったかもしれません。かずさに運もありましたね。