9月29日に南陽高校で行われた中村−松蔭の市内県立大会の観戦記です。
去年の秋から投げているピッチャーが残っている中村が有利かなって思って試合を見ましたが、激しいシーソーゲームになりました。

中村
000060020|8 H9 E1
00021303X|9 H12 E1
松蔭

投手成績
中村
長崎(1) 8回 145球 被安打12 四球5 三振4 失点9
松蔭
岩永(1) 6回 106球 被安打7 四死球7 三振2 失点6
宇佐美(10) 3回 46球 被安打2 四球1 三振1 失点2

長崎投手は去年の秋にも見ています。まっすぐはまぁまぁ。右のオーバーハンド。最初はボールが走ってなかった感じでした。四球絡みの失点が多かった。
岩永投手は右のサイドハンド。ひじが伸びたフォーム。基本的に球威で相手を抑えるピッチャーで、コントロールは厳しい。ボールがシュートするので、右バッターへのコントロールがカギ。どちらにしても、抜け球をなくさないと・・・。まっすぐはぼちぼち。
宇佐美投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。フォロースルーが大きいフォーム。ボールが高く、素直な球質。ゆえにボールが飛ばされる。いかに低めに切れのいいボールを投げるか。難しいんですけどね。球威のあるボールを投げようとして、ボールが高くなっている印象。アウトローにボールを集める練習をしてほしいなぁ。

スタメン
中村
9野口 4磯部(15) 3大嶋 8木下 2竹内 6横井太 1長崎 5安井 7浅井
松蔭
8津山 4森口 6加藤 3池田 9村田 5田島 7田村 2岡 1岩永

(試合経過)
2回裏、2死満塁のチャンスを作るも1番津山が倒れ先制ならず。
中村も2回3回4回と得点圏にランナーを送るも先制ならず。
4回裏、1死2、3塁から8番岡が右中間へ2点タイムリー3ベース。松蔭が2点先制。
5回表、1死2、3塁から3番大嶋の2点タイムリー。更に1死2、3塁から5番竹内の1塁への強い当たりを弾き2者生還。中村が逆転。1死1塁から3者連続四死球で押し出し。さらに犠牲フライで1点。6−2
5回裏、1死2塁から4番池田がエンタイトルのタイムリー2ベース。6−3
6回表、1死1,3塁からスクイズ失敗でチャンスを逃します。
6回裏、無死満塁から1番津山の2点タイムリー。1死3塁から2番森口の内野ゴロの間に1点。6−6
8回表、2死2、3塁から4番木下が左中間を破る2点タイムリー2ベース。中村が勝ち越し。8−6
8回裏、1死2、3塁から1番津山が2点タイムリー。2死3塁から3番加藤がピッチャー強襲のタイムリー。松蔭が逆転。
松蔭が勝ちました。

中村は、バッテリーの盗塁が課題。松蔭に完全に見切られて、盗塁がフリーパス状態になっちゃいました。
たしかにキャッチャーの肩も問題はありますが、ピッチャーのクイックも速くない。このあたりは練習で克服出来ますので、頑張ってほしいですね。キャッチャーもモーションとコントロールでカバー出来ますから。
打線は5番以降がノーヒット。上位と下位で差があるのはある程度は仕方ないかな?4番木下選手は4打数4安打1死球。ここにどうチャンスで回すかが勝負ですね。

松蔭は秋にエースだった安藤投手が投げられず。そうなると苦しい展開になるのは仕方がない。岩永、宇佐美投手ともに、球威はあるもののコントロールが課題。いかに無駄な四死球をなくし、相手を打たせて取るか。試合を通じて覚えていってほしいですね。
打つ方は嫌な大量失点から、良く粘って逆転しました。ヒーローは津山選手。タイムリー2本は見事。ただ、下位打線が粘ってチャンスを作ったのは良かったです。こういうつなぐ気持ちを常に持って戦えば、チームとしても地力がついてきます。
投手陣が苦しい中、打線が助けていけば、またチームは強くなっていきます。チームの成長に期待します。