8月26日に春日井球場で行われた愛知−中京大中京の観戦記です。
この夏は悔しい負け方をした両校。新チームになって、中京大中京は東邦を破り、愛知は名電、享栄を破って2次Tを勝ちあがってきました。
その両チームがどういう試合をするかに注目して観戦しました。

愛知
000100400|5 H11 E0
000200000|2 H5 E2
中京大中京

愛知
原、平野、大原−高木
中京大中京
真田、上野、中村−伊藤
投手成績
愛知
原(8) 5回 68球 被安打3 四球2 三振1 失点2
平野(10) 2回 19球 被安打0 四球1 三振1 失点0
大原(1) 2回 23球 被安打2 四球0 三振1 失点0
中京大中京
真田(1) 5回2/3 70球 被安打7 四球0 三振2 失点1
上野(10) 2回1/3 57球 被安打4 四死球2 三振1 失点4
中村(11) 1回 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0
原投手は右のオーバーハンド。テイクバック小さいフォーム。まっすぐはなかなか。いいボールもあるけどばらつきがある。
平野投手は右のスリークォーター。こちらもテイクバック小さいフォーム。ひじは見にくいフォームかも。まっすぐはそこそこ。原投手と平野投手は夏に見ています
大原投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。しっかりとした体格。ボールを前で離しているフォーム。
真田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ストライク先行のピッチング。夏に見ています
上野投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ボールに伸びはありそう。この日はストライクボールがはっきりしていて、変化球が決まらず苦しみました。1年生。
中村投手は右のアンダーハンド。まっすぐはそんなに速くない。中京でアンダーハンドって珍しい気がしました。

スタメン
愛知
4白川 8高藤(20) 5今村 1原(8) 3加藤 7栗本 9杉原(12) 6阿部 2高木
中京大中京
4山本源 6加藤 5小林 7山下 2伊藤 9粕谷 3垣内 8楠 1真田

(試合経過)
2回表、1死から5番加藤6番栗本が連打で1,2塁とするも、7番杉原がゲッツー。チャンスを逸します。
4回表、2死1塁から5番加藤がタイムリー2ベース。愛知が先制。
4回裏、1死2、3塁から5番伊藤が右中間へ2点タイムリー2ベース。中京が逆転。
5回表、2死1,2塁から2番高藤のところでエンドランも、打者がボールで見逃し3塁タッチアウト。
6回表、無死1,2塁のチャンスで4番原に打たせるも、1塁ゴロ併殺打。ここでピッチャー交替、上野。ここは5番加藤を打ち取ります。
7回表、2死3塁から9番高木がタイムリー。同点。さらに1番白川の2ベース、2番高藤の死球で2死満塁となり、3番今村が走者一掃タイムリー2ベース。5−2
そのまま愛知が勝ちました。

どうしても私学4強である中京大中京や、それに準じる愛知に対しては厳しめに見てしまう傾向があるので、そこはご容赦ください。

中京大中京は、秋に割と危なげなく勝ち進んでいる印象でしたので、期待していたのですが・・・。大きく前のチームと変わったという印象はなかった。
打線は多少振る意識は出てきたかなって思いました。ただ、そんなに球威があるわけではない愛知の投手陣から会心の当たりはほとんどなく・・・。ヒット5本では寂しいですよね。

投手陣も真田投手は安定感はありますが、力で抑えるピッチャーではない。上野投手は1年生ということを考えれば、まだ可能性もありますが、去年の秋の粕谷投手や上田投手よりも力は落ちます。また、その2人が主戦でいないってことも問題ですよね・・・。粕谷投手は前の試合では投げているようですけど。

気になった点。
4回表、無死1,2塁で4番山下にバント。ここは決まって5番伊藤の2ベースを呼び込みました。まぁ4番にバントってのはどうなの?って思う部分もありますが、まぁそこは方針があるのでまぁいいです。
じゃぁ6回表に無死1塁で4番に打たせたのはなぜ?結果ゲッツー。もちろん結果論です。ただ、一貫していないのは気になります。
それから4回表の2点先制後の1死2塁からショートゴロで3塁憤死。こういう走塁でのミスは以前の中京にはなかった。寂しいプレーでした。
あと、6回の守備かな?ゲッツーを取ったあとに、2死3塁でショートが投球する前に自分の前のランナーの走路を慣らしていました。ただ、投球動作に入る直前だったために、そのことに対してベンチから注意が飛んでいました。
もちろん、守備位置に戻るのが遅れたら悪いことですが、個人的には、すごくいい心がけの動きだっただけに、気になりました。
この1試合で結論付けるのは横着かもしれませんが、まだまだかつての強さには程遠いです。

愛知も、享栄や名電相手に、点を取ってきたので、もう少し打てるかなって思っていました。ゲッツー2つとか、盗塁死とか、もったいない攻撃もありましたが、攻めようという意識は一貫としてあったので、そこはいいかな?
投手陣は相手を抑え込む力はないので、ある程度は失点もあると思う。それをどれだけ守備と攻撃でカバーできるかが、県大会でも勝ち進むポイントになるかな?
クリーンナップ(今村、原、加藤)は力があるので、ここにどれだけチャンスを回せるかがポイントになりそうです。

どちらにも、力強さ、を感じ取ることは出来ませんでした。ただ、愛知は私学4強を3連破した、という自信を得たのは大きいと思います。これを活かして県大会で戦ってほしいですね。