8月22日に小牧球場で行われた第3試合、西春−愛知啓成の観戦記です。
愛知啓成の新チームがどんな感じかが見たくて観戦しました。

西春
0000010|1 H4 E4
204102X|9 H10 E0
愛知啓成
(7回コールド)
西春
太田、小田−砂原
愛知啓成
松岡、宮津−池田、山田
投手成績
西春
太田(1) 2回 28球 被安打3 四球0 三振1 失点2
小田(11) 4回 69球 被安打7 四死球2 三振4 失点7
愛知啓成
松岡(11) 5回2/3 92球 被安打4 四死球5 三振5 失点1
宮津(10) 1回1/3 14球 被安打0 四球0 三振2 失点0

太田投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。コントロールは良さそう。
小田投手は右のトルネードタイプのサイドハンド。変則フォーム。ちょっとばらつきがあるタイプ。
松岡投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。腕を一生懸命振って投げるタイプ。
宮津投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。球威があります。春に見ています

スタメン
西春
8長谷川 5大池 6前野 7高橋 2砂原 1太田 4林将 3山内 9郷司
愛知啓成
9加藤樹 7安藤 5加藤義 2池田 8甘利 4志賀 3里見 1松岡(11) 6千代

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番加藤義のタイムリー。さらに2死3塁から5番甘利がタイムリー。愛知啓成が先制。2−0
3回裏、先頭の2番安藤の2ベースと中継の乱れで3塁へ。続く3番加藤義がタイムリー。さらに2死1、2塁から7番里見がレフトへ3ラン。6−0
4回表、2死から4番に途中から入った鈴木が四球で出塁し、5番砂原がセンターへヒット。1塁ランナーが3塁狙って、セーフに見えましたが判定はアウト。チャンスを作れず。
4回裏、2死2塁から3番加藤義がタイムリー2ベース。7−0
6回表、2死3塁から5番砂原のタイムリー内野安打。さらに、6番小田の2ベースと死球で2死満塁。ここでピッチャー交替、宮津。宮津がライトフライに斬って、ピンチを脱します。7−1
6回裏、2死1塁から2番安藤のライトへの当たりを逸らしてランナーホームイン。続く3番加藤義がタイムリー。9−1
そのまま愛知啓成がコールドで勝ちました。

西春は4番が死球のあと次の回から交替。エースも2回で降板とちょっと苦しい陣容。それでも6回にはチャンスを作って、啓成で信頼のある宮津投手を引っ張りだすなど意地を見せました。
5番の砂原君が2安打。アウトの判定にはなりましたが4回の好走塁。きちんと進塁打を打つなど、やるべきことをきちんとやるスタイルは伝わってきました。県大会でもエースが試合を作って接戦に持ち込みたいですね。

啓成はまず3番の加藤義選手が4打数4安打ですべてタイムリーと神がかっていました。
あと、ショートの千代(チシロ)選手の安定感のある守備が目を引きました。
攻撃はしっかり送ってチャンスを作る形に戻った感じがします。前のチームは色々多彩な攻撃を見せていましたが、まぁこれはこれでスタイルとして作っていけばいいと思います。やっぱり投手陣はしっかりしていますからね。宮津投手、佐藤投手の本格派右腕にこの日の松岡投手も左である程度は試合は作れるでしょうから。
あと、頻繁に内野手が声をかける姿も目にしました。こういうのはいいですね。

愛知啓成はバランスがいいチーム。夏の悔しさを秋にぶつけてほしいですね。