8月21日に阿久比球場で行われた第2試合、阿久比−半田の観戦記です。
毎年強いチームを作ってくる半田に対して阿久比がどこまで食い下がれるかに注目して観戦しました。
場内アナウンスなしなので、背番号のみでの観戦記です。

阿久比
001000030|4 H6 E0
20100110X|5 H10 E2
半田

投手成績
阿久比
(1) 107球 被安打10 四球1 三振2 失点5
半田
(1) 128球 被安打6 四球3 三振3 失点4

阿久比のエースは右のオーバーハンド。ひじをたたんで遅れて出てくるフォーム。まっすぐはぼちぼち。ゴロを打たせていました。
半田のエースは右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。コントロールはいいタイプ。ただ、先頭の四球が2回あったのはもったいない。

(試合経過)
1回裏、2死からヒットと四球で1、2塁とし、5番がレフトオーバー2点タイムリー2ベース。半田が先制。
3回表、2死2塁からセカンドのタイムリーエラー。2−1
3回裏、2死2塁から4番が詰まりながらライトへタイムリー。3−1
6回裏、2死3塁から6番がタイムリー。4−1
7回裏、無死1、3塁からセーフティースクイズ成功。5−1
8回表、1死1、3塁から4番が犠牲フライ。2死1塁から5番が左中間を破るタイムリー2ベース。6番もタイムリーで続き1点差にするも、打者走者が2塁を狙ってアウトに。5−4
9回表、先頭の代打(15)がヒットで出て、送ってチャンスを作るも9番が内野フライ。1番が四球で逆転のランナーとなるも2番が倒れ、そのまま半田が逃げ切りました。

阿久比は6回途中までノーヒット。7回まで1安打。ただ、良く粘って最少失点で踏ん張っていたので、8回の反撃につながりました。ただ、4点目を取った6番のタイムリーの時、2塁を狙ってタッチアウト。気持ちは分かる。おせおせで次の塁を狙うのも悪い事ではない。でもアウトには絶対になってはいけない場面。状況を瞬時に判断するのは難しいですが、チャンスの時こそ冷静に、ですね。
阿久比はノーエラー。まぁバントでお見合いもあったけど、いいプレーも随所にありました。まだ県大会のチャンスがあるので、粘ってほしいですね。

半田は6回に3番が出て4番でどうするかなーと見ていたら打たせました。エンドランを2回仕掛けるなどバントだけではない攻撃をしてきます。そのうえで進塁打を心がけたりと、次の塁を確実に取る野球ですね。
エラーの後すぐにセカンドを替えるなど厳しい面もあります。そういう姿勢が毎年レベルの高いチームを作ってくる要因でしょうかね。

キャッチャーの子は肩も強く4番。好選手ですね。キャプテンですし、チームの要って感じです。半田も県大会へあと1勝。勝ち取れるように頑張ってほしいです。