8月12日に小牧球場で行われた尾張地区1次予選、津島東−尾西の観戦記です。
新チームとなって最初の公式戦となった試合。夏に3回戦まで進んだ津島東。以前見た伊藤亮捕手を中心に新チームがどんな感じかが見たくて観戦しました。

津島東
0020225|11 H11 E3
0200000|2 H5 E5
尾西
(7回コールド)
津島東
佐藤達−伊藤亮
尾西
日比野、三宅−阿部

投手成績
津島東
佐藤達(1) 7回 95球 被安打5 四球2 三振7 失点2
尾西
日比野(6) 5回 82球 被安打7 四死球5 三振1 失点4
三宅(1) 2回 51球 被安打4 四死球3 三振0 失点7
津島東の佐藤達投手は右のオーバーハンド。ステップが小さく投げおろすタイプのピッチャー。まっすぐはなかなか。1年生で先が楽しみなピッチャー。
日比野投手は右のスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。やや立った投げ方。コントロールはややアバウト。1年生。
三宅投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。ちょっとボールが高かった。

スタメン
津島東
8山田 6高塚 3武藤 9鈴木 2伊藤亮 1佐藤達 4佐藤寛 7田島 5塩澤
尾西
4猪子 8大平 1日比野(6) 6三宅(1) 2阿部 5吉田 3中園 7安藤 9磯中

(試合経過)
2回裏、1死満塁から8番安藤のサードゴロ、ホームアウトのあとの1塁への転送をはじいてランナーホームイン。さらに2死1、3塁から9番磯中の絶妙のセーフティーバントがセーフになり3塁ランナーホームイン。尾西が2点先制。
3回表、2死3塁から3番武藤がタイムリー。尚も2死満塁から6番佐藤達がレフトへタイムリー。2−2
5回表、1死3塁から5番伊藤亮のスリーバントスクイズ成功(記録は内野安打)。津島東が勝ち越し。1死2塁から6番佐藤達が左中間を破るタイムリー2ベース。4−2
5回裏、1死2,3塁から2番大平のところでスクイズを仕掛けるも空振りで3塁ランナータッチアウト。結局三振でチャンスを活かせず。
6回表、無死1塁から1番山田がタイムリー3ベース。無死1、3塁からライトフライを落球。6−2
7回表、2死1塁から1番山田がタイムリー2ベース。2番高塚もタイムリー2ベース。2死1、3塁から4番鈴木がランニング3ランホームラン。11−2
7回裏、1死満塁まで攻めるも、1番がサードゴロゲッツーで試合終了。
そのまま津島東がコールドで勝ちました。
尾西高校は選手が10人。10番の選手は手に包帯が見えたので、実質9人で戦っていた状態でした。
それでも上手くバントを絡めて、先制した時はおぉ?って思いました。
どうしても外野の連係とか甘い部分も多かったですけど、思った以上にしっかり守っていました。落球とか、最後のランニングホームランもあと一歩で取れていたとか、少しでもミスを減らしていけるように頑張ってほしいですね。
日比野投手は1年生ということを考えれば楽しみなピッチャー。コントロールがもう少し付けば。

津島東はレベルの高いチーム。まずノックが上手い。いわゆる速射ノックですね。上手くなりそうです。
ピッチャーの佐藤達君。1年生ですが、投げる方も良かったですが、打っても2安打2打点。なかなか楽しみな選手です。
4番の鈴木君はランニングホームラン。その前の3ベースでも、相手の中継が良くないことを見越しての好走塁が光りました。
春に見た時に良かったキャッチャーの伊藤亮君はこの日はミスがちょっと目立つ結果に。肩はすごくいい。ただ、テイクバックが大きく、送球が乱れる傾向。肩がいいので、すばやく正確に、を心がけるともっと良くなるかな?

津島東はポテンシャルを感じるチーム。厳しいゾーンですが、どこが抜けてくるか、楽しみですね。