6月13日に東京ドームで行われた日本文理大−東北福祉大の観戦記です。
伝統的に投手を細切れで起用する日本文理大。以前に見た時に、出てくるピッチャーのレベルが高くて驚いた記憶がありましたが、今年はどうか、に注目して観戦しました。

日本文理大
000000000|0 H2 E2 
10000011X|3 H5 E2
東北福祉大

日本文理大
榮、前原、田中、樋口、森、橘−筒井、麻生、松田
東北福祉大
高橋、波多野−船木
投手成績
日本文理
榮 1回 16球 被安打1 死球1 三振0 失点1
前原 2回 33球 被安打3 四球0 三振1 失点0
田中 2回 32球 被安打0 四球1 三振3 失点0
樋口 1回 22球 被安打0 四球1 三振2 失点0
森 2/3 22球 被安打1 四球2 三振0 失点1
橘 1回1/3 16球 被安打0 四球0 三振2 失点1
東北福祉大
高橋 4回1/3 56球 被安打2 四球2 三振2 失点0
波多野 4回2/3 被安打0 四球0 三振6 失点0

榮投手は日本文理大附出身の2年生。右のオーバーハンド。MAX138k
前原投手は出水高校出身の4年生。右のアンダーハンド。MAX122k
田中投手は佐賀商出身の2年生。右のオーバーハンド。MAX145k
樋口投手は壱岐商出身の3年生。
森投手は左のオーバーハンド。西日本短大付出身の2年生。
橘投手は鞍手高校出身の3年生。右のスリークォーター。
東北福祉大の高橋投手は左のオーバーハンド。東陵高校出身の2年生。MAX131k
波多野投手は右のオーバーハンド。日本文理高校出身の1年生。MAX139k。のびのある球を投げる。

スタメン
日本文理
7屋久、4溝辺、9宮原、D三好、5中村、3三浦、8山口、2筒井、6前崎
東北福祉
6佐藤卓、D齋藤、4宮本、9永田、3上村、5勝又、7銅城、8大塚、2船木

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番永田がタイムリー。東北福祉大が先制。
5回表、1死3塁でピッチャー交替、波多野。カウント1−2からエンドランが空振り。3塁ランナーが挟まれタッチアウトに。1−0
7回裏、2死1、3塁から3番宮本がタイムリー。ここでピッチャー交替、橘。2−0
8回裏、1死3塁から7番銅城がスクイズを決め1点。3−0
そのまま東北福祉大が勝ちました。
日本文理大は以前に見た時も2イニング以下の継投の戦い。実際にリーグ戦でも最多イニングが森投手の7試合14回2/3の登板イニング。個人的にはリスクの高い戦い方なのかな?とも思いますが・・・。
調子のいいピッチャーを引っ張った方が楽でしょうし、投げてみないとピッチャーは分からないですから。
試合も間延びするし・・・。でも登板機会が多い方がピッチャーには経験になるし。どちらとは言えないですけどね。

5回の1死3塁でのエンドラン。これサインミスではなかったのかなぁ。まぁ転がせばセーフだから、作戦としてはありだと思いますが、裏目に出ました。ただ、2安打では難しいですね。

東北福祉大は目先を変えられる投手陣に苦しみましたが、それでも初回に4番の永田選手が打ってくれたのが大きかったですね。
波多野投手は1年生ですが楽しみなピッチャー。先発の高橋投手とともに若いピッチャーですので、今後も楽しみですね。