3月31日に小牧球場で行われた第2試合、小牧工−一宮興道の観戦記です。
8校で残り2枠を争う敗者復活戦の1回戦。小雨が降る寒い中での1戦となりました。

小牧工
000103203|9 H12 E4
001000200|3 H6 E3
一宮興道

小牧工
村田、祖父江−梅村、森本
一宮興道
横山、桑原、吉村−上田

投手成績
小牧工
村田(10) 5回 54球 被安打3 四球0 三振2 失点1
祖父江(1) 4回 59球 被安打3 四球0 三振5 失点2
一宮興道
横山(11) 7回 122球 被安打10 四球3 三振5 失点6
桑原(10) 1回0/3 31球 被安打1 四球2 三振0 失点3
吉村(12) 1回 12球 被安打1 四球0 三振0 失点0

村田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。スローカーブで緩急を付けていました。
祖父江投手は右のサイドハンド。押し出すような投げ方。スライダーの切れがいいのか、空振りが多かった。
横山投手は左のスリークォーター。まっすぐはそんなに速くない。ゆるいボールを上手く使ってまっすぐを速く見せる投球。インコースにしっかり投げられるピッチャー。
桑原投手は左のオーバーハンド。タテの変化がが多い。まっすぐはぼちぼち。
吉村投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。

スタメン
小牧工
4黒瀬 6大矢(13) 8蜂須賀 3森本 2梅村 7山本 5井坂 1村田(10) 9加藤
一宮興道
8森 6後藤 9石黒 4森田 3堀内 7吉田 5今枝(16) 2上田 1横山(11)

(試合経過)
1回裏に先頭の森が2ベース。送って1死3塁とするも3番4番が倒れ先制ならず。
2回裏にも1死3塁からスクイズを仕掛けるも失敗。ランナー憤死で得点ならず。
3回裏、2死2塁から2番後藤のタイムリー。一宮興道が先制。
4回表、先頭の4番森本がレフトへホームラン。同点。
6回表、無死1、3塁から6番有賀がタイムリー。小牧工が勝ち越し。さらに1死2、3塁から代打林の2点タイムリー。4−1
7回表、1死3塁から3番蜂須賀がタイムリー。さらに1死満塁から6番山本の1塁ゴロの間に1点。6−1
7回裏、1死満塁から8番上田が2点タイムリー2ベース。6−3
9回表、無死1、3塁からパスボールで1点。無死1、2塁でピッチャー交替、吉村。1死2、3塁から7番井坂が2点タイムリー2ベース。9−3
そのまま小牧工が勝ちました。
お互いにエラーが多くて少し残念な試合。
小牧工では4番の森本選手が目立っていました。前の試合でもホームランを見ていますが、この試合でも打った瞬間に分かるホームランを含む5打数4安打。見事な打撃です。
祖父江投手も力はありますし、2人を中心に、県大会でも活躍してほしいです。

一宮興道はこの展開でエースが投げなかったということは故障かな?
横山投手はもう少しスピードが欲しいところですけど、しっかりインコースを投げられる度胸は素晴らしいと思います。先頭バッターを出すことが多かったので、そこを修正したい。
監督さんのノックが上手かった。守備でミスが多かったですが、しっかりと練習を積んで、ミスを減らしてほしいですし、いいノックを受ければ減らせると思います。夏に向けて、守備向上に取り組んでほしい。