3月31日に小牧球場で行われた2次Tの小牧南−愛知啓成の試合です。
県大会進出を決めた後の試合なので、小牧南は強豪相手に力試しの試合ですし、啓成は、シードを見据えた戦い。
個人的には啓成は春は初見でしたので、一冬の成長を期待しての観戦でした。

小牧南
0000000|0 H2 E1
0000313|7 H13 E0
愛知啓成

小牧南
東郷、鈴木ー豊盛
愛知啓成
宮津ー奥田

東郷投手は2日前に見た時よりもボールが走っていたし、コントロールも良かった。
啓成の宮津投手は右のオーバーハンド。秋に見ています。まっすぐはまぁまぁ速い。テンポが速く、スライダーの切れが抜群でした。

投手成績
小牧南
東郷(1) 6回1/3 88球 被安打11 四球0 三振6 失点7
鈴木(10) 0/3 4球 被安打2 四球0 三振0 失点0
愛知啓成
宮津(10) 7回 72球 被安打2 四球0 三振10 失点0

スタメン
小牧南
5平手 6堀部 7山口 1東郷 3望月 4黒木 2豊盛 9土江 8水野
愛知啓成
9竹内(4) 8石本 6佐藤(5) 3地徳 2奥田 7加藤(19) 5村田(20)  1宮津(10) 4中野広(6) 

(試合経過)
宮津投手は5回2死までパーフェクトピッチング。ボテボテのショート内野安打で初ヒットは許すも5回までほぼ完璧な投球。
一方東郷投手も4回まで2安打無失点。素晴らしい投球でした。
5回裏、2死2塁から9番中野広がタイムリー。さらに2死2塁から1番竹内がタイムリー。2番石本もタイムリー。3−0
6回裏1死2塁から6番加藤がタイムリー。4ー0
7回裏、1死1塁から2番石本がタイムリー2ベース。3番佐藤のタイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、鈴木。1死1、3塁から5番奥田のタイムリーでコールド成立。啓成が勝ちました。
前の試合で20本のヒットを浴びせた小牧南打線が、宮津投手には手も足も出ず。
そんな中、東郷選手は唯一まともに打球を打てていました。いかに東郷選手の前にランナーを溜めるか。後ろのバッターが打てるか、がカギになりそうです。

啓成もなかなか東郷投手を打ち崩せませんでした。ただ、5回は足をからめて見事な三者連続タイムリー。4個の盗塁を全て得点につなげました。こういう積極的な姿勢というのは、啓成の特徴になりつつありますね。

昨秋エースだった佐藤選手が背番号5を付けてショートに入っていました。途中、ショートゴロでものすごい送球を1塁にしていました。肩に自信があるからか、守備位置も後ろの方でした。やっぱりすごい選手です。

投手陣も力を付けていますし、攻撃力も上がった印象。県大会が楽しみです。