3月19日に瑞穂球場で行われた愛知関西六大学対抗戦の第1戦、龍谷大−名城大の観戦記です。
去年の春に大学選手権でベスト4に入った龍谷大と名城大がどういう試合をするかに注目して観戦しました。

龍谷大
000000001|1 H9 E2
11100200X|5 H10 E2
名城大

龍谷大
瀧中、大西ー脇、戸嶋
名城大
森田、新井、加藤、川森ー長谷川、近藤良

投手成績
龍谷大
瀧中 6回 101球 被安打8 四球1 三振4 失点5
大西 2回 32球 被安打1 四球1 三振2 失点0
名城大
森田 5回 80球 被安打5 四球1 三振1 失点0
新井 2回 24球 被安打1 四球1 三振1 失点0
加藤 1回 18球 被安打1 四球2 三振0 失点0
川森 1回 20球 被安打3 四球0 三振2 失点1

瀧中投手は1年生のようですね。右のオーバーハンドでまっすぐはなかなか速い。オーソドックスなフォームです。
大西投手は報徳学園出身の3年生。左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。1イニング目はちょっとばらついていましたが、2イニング目は良かった。
名城大の森田投手は先日の王子戦では序盤につかまりましたが、この日はピンチもありましたが粘り強く投げていました。
新井投手は栄徳出身の4年生。高校時代に見て以来。伸びのあるまっすぐを投げていました。まっすぐはなかなか速い。
加藤投手も右のオーバーハンド。栄徳出身の3年生。去年の新人戦で見ています。決め球で苦労していました。まっすぐはまぁまぁ速い。
川森投手は三重高校出身の2年生。まっすぐはなかなか速い。力投型。

スタメン
龍谷大
8渡辺 6仮谷 5中津 9今西 D中村 7宮城 3畑谷 2脇 4坂本
名城大
6野田 4富田 5牧内 3黒澤 7犬飼 D岩瀬 8近藤弘 2長谷川 9鷲津

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番牧内が犠牲フライ。名城大が先制。
2回裏、1死2、3塁から8番長谷川がタイムリー。2ー0
3回表、2死1,2塁から5番中村がレフトへヒット。コーチャーが止めて満塁。6番宮城のセカンドゴロでピッチャーがベースカバーをきっちりしてアウトに。
3回裏、2死3塁から前の回の名城大と同じセカンドゴロでのピッチャーベースカバーでピッチャーが取れずタイムリーエラーに。3ー0
6回裏、1死2塁から6番岩瀬がライトへヒット。中継乱れてセカンドランナーホームイン。更に1死3塁から7番近藤弘がタイムリー2ベース。5ー0
8回表、1死1塁から連続四球で満塁。しかし、9番坂本がピッチャーゴロホームゲッツーでチャンスを活かせず。
9回表、2死1、2塁から5番中村がタイムリー。そのまま名城大が逃げ切りました。
名城大は守備が良かった。要所でいいプレーが出ていたし、3回表裏の攻防で、同じセカンドゴロでのピッチャーベースカバーで、片やエラー、片やきちんとアウトと明暗が分かれました。
ショートの野田選手はなかなかいい守備を見せます。守備位置も色々考えていますし、チームとして守備を大事にしているのが伝わってきました。
打つ方は2番の富田選手が3安打。俊足も目立っていました。

龍谷大は序盤結構チャンスはあったのですが活かせず。守備もミスが失点につながっていました。
打線ではDHに入っていた中村選手が4安打。唯一のタイムリーを放つなど活躍。
昨年の主力が4年生だったのもあって、これからのチームかな?