11月10日、明治神宮大会高校の部第1試合、京都翔英−北照の観戦記です。
履正社、龍谷大平安、報徳学園と破って近畿大会を制した京都翔英がどんなチームかに注目しました。

京都翔英
100000000|1 H7 E1
00010020X|3 H8 E0
北照

京都翔英
榎本−山口
北照
大串−小畑
投手成績
京都翔英
榎本(18) 8回 108球 被安打8 四死球3 三振4 失点3
北照
大串(1) 9回 135球 被安打7 四死球4 三振6 失点1
京都翔英の榎本投手は背番号18番ですが、4番を打ってるし、エースなんですよね?右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。球威のあるピッチャー。2年生。
大串投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。序盤はボールが高かったですが、途中からコントロールが良くなりました。変化球が多い。2年生。

スタメン
京都翔英
9小谷 5堺 2山口 1榎本(18) 8平垣内 6田中 7中村 3上田 4西岡田
北照
7高山(9) 4五十嵐 8吉田 2小畑 6富田 3土門(13) 9村上(11) 1大串 5西谷

(試合経過)
球場に入った時は1回裏攻撃中でした。京都翔英が先制。
4回裏、3番吉田のショート内野安打と悪送球で無死2塁。セカンドゴロと四球で1死1、3塁となり、6番土門が犠牲フライ。同点。
7回裏、1死1、2塁から9番西谷がセカンド後方に落ちるポテンヒットがタイムリー2ベースに。1番高山の初球にスクイズを仕掛けるも失敗で3塁ランナータッチアウト。2死3塁となったところで代打に澤田。ここで澤田が1、2塁間を破るタイムリーで追加点。3−1と北照が勝ち越し。
9回表、1死1,2塁から9番西岡田がスリーバント失敗で三振。1番小谷の初球にダブルスチールを決め2,3塁。小谷は四球で2死満塁。しかし、2番堺が内野ゴロに倒れゲームセット。北照が勝ちました。
ゲーム中盤までは京都翔英ペースかな?と思いましたが、北照が勝負強さを発揮した試合でした。
京都翔英は良く振ってくるチーム。ただ、それが大串投手に上手く変化球でかわされたかな?と感じました。
4番ピッチャーの榎本君は背番号18番。何故なんでしょうね?どこかで記事にはなる気はしますが。
失点は4回はエラーが絡んでいるし、7回も風の影響もあってのポテン。このあたりは甲子園でも影響受けそうなので、しっかり練習で備えたいところですね。バント守備は鍛えられていました。

北照は大串投手が変化球主体でうまい投球が出来るピッチャー。カーブの切れもいいですね。課題はフィールディングかな?
7回のスクイズ失敗の後に代打を送って成功した場面は、采配が光りました。
ノーエラーも見事でした。