11月4日に熱田球場で行われた市内県立大会の決勝戦、愛知工−明和の観戦記です。
2次に進めなかったものの、地区予選で東海大会まで進んだ東邦を破った明和がどんなチームか、また、天白、愛知商、瑞陵と破って決勝に上がってきた愛知工がどんなチームかに注目して観戦しました。

愛知工
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明和

愛知工のエース渡辺君は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。伸びのあるボールを投げますが、ややフォームが大きく、クイックがあまり速くない。この日はコントロール、変化球がいま一つ。
10番の浜田君は右のスリークォーター。テイクバックが小さいフォーム。
明和のエースは右のオーバーハンド。体格も大きく本格派のピッチャー。まっすぐはなかなか。7回まで68球でゴロアウトが多く、素晴らしいピッチングでした。

(試合経過)
2回裏、死球で出たランナーを盗塁と犠打で1死3塁とし7番が犠牲フライ。明和が先制。
3回裏、1死2塁から3番がタイムリー。2死満塁から7番が走者一掃タイムリー2ベース。5−0
5回裏、1死2塁から4番が左中間へタイムリー2ベース。5番も連続タイムリー。1死1、2塁のところでピッチャー交替、浜田。2死2塁から7番のレフトへのフライを上手く追いついたものの落球し記録タイムリーエラー。8番もタイムリー。8−0
6回裏、2死1、3塁からワイルドピッチ。9−0
7回表終了時に球場を後にしました。
試合はそのまま明和が勝ちました。
愛知工も3度得点圏には進めたのですが、チャンスは活かせず。とにかく内野ゴロが多かった。
ここまで快進撃を見せた愛知工だったのですが、この試合は完敗。ショートの選手、4番ピッチャーの選手が中心かな?と思いますが、踏ん張りきれませんでした。
監督さんのノックは上手いな、と思いましたし、2位は見事。この経験を春に活かしたいですね。

明和はなかなか強かった。ピッチャーもしっかりしているし、打線も振れている。また、一度守備の時に、1死1塁から、ハーフライナーでセカンドを超えていく当たりをライトからセカンドでアウトにした(記録ライトゴロ)プレーがあったのですが、この時すごくライトが前にいたんですよね。ポジショニングの良さも感じました。
東邦を破ったのは自信になっていると思いますが、それもあながち間違いじゃないな、と感じる好チームでした。
春の活躍がまた楽しみです。