8月12日に阿久比球場で行われた地区1次予選、阿久比−半田の観戦記です。
新チームの最初の試合となりました。
旧チームはシード校でもあった半田の新チームがどんな感じかに注目して観戦しました。

阿久比
100000000|1 H5 E1
00420000X|6 H16 E0
半田

阿久比
海本、坂本、村瀬−安田
半田
杉山−黒柳
投手成績
阿久比
海本(1) 4回 81球 被安打11 四球1 三振1 失点6
坂本(10) 3回 34球 被安打4 死球1 三振0 失点0
村瀬(11) 1回 14球 被安打1 四球0 三振0 失点0
半田
杉山(1) 9回 105球 被安打5 四球2 三振6 失点1
阿久比の海本投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。序盤はインコースへのコントロールも良く抑えていましたが、ちょっとストライクが集まったところを捉えられました。
坂本投手は右のアンダーハンド。まっすぐはあんまり。もう少しコントロールが欲しい。
村瀬投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。コントロールは荒れ気味
半田の杉山投手は右のオーバーハンド。まぁまぁしっかりした体格。やや立ったフォーム。まっすぐはぼちぼち。コントロールはいい。

スタメン
阿久比
8岡野 4小野 3奥野 7籾山 5山下 2安田 1海本 9西村 6田川
半田
8田中 4伊藤 5末吉 9小川 2黒柳 3村田 1杉山 7榊原 6井上

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番奥野がタイムリー。阿久比が先制。
1回裏、1番田中の四球から、1死3塁としますが、3番4番が倒れ0点。
3回裏、1死2塁から2番伊藤がタイムリー2ベース。3番末吉の1塁ゴロを悪送球。半田が逆転。更に4番小川がタイムリー3ベース。2死2塁から6番村田がタイムリー。4−1
4回裏、1死2、3塁から3番末吉がタイムリー。2塁ランナーはホームタッチアウト。2死1塁から4番小川がタイムリー3ベース。6−1
そのまま半田が勝ちました。
阿久比は積極的な走塁を心がけているのは伝わってきました。1回表の先制での走塁は見事な判断でしたし、その際にセカンドを狙って判定はアウトでしたが、実際はセーフでしたし、とにかく少しでも次の塁を、というのが方針なのは分かりました。
ただ、バントエンドランを多用するのはちょっと理由が分かりませんでした。よっぽどランナーの足が遅くてリスクを承知で、というのなら分かるんですけどね。セーフティバントやプッシュバントで生きようとするなら分かるのですが・・・。
あと、阿久比は外野が浅い。これが方針だとしても、実際は3回の同点のあたりは定位置なら取れてた当たりだし・・・。これも相手の打撃を見て判断が出来るようになるといいですね。

半田は夏のレギュラーは全て3年生だったので、新チームは野手は1からになります。
打線は逆方向を中心の打撃が目立ち、基本に忠実なチームという印象を持ちました。ただ、5回6回と一気に潰せそうなところで、得点できなかったのは課題と言えるかな?
ホームタッチアウトも2度ほどありました。まぁこれは阿久比の守備が良かった面もありますけどね。
実戦経験を積みながら、実力UPを図っていってほしい。