7月24日に岡崎球場で行われた第1試合4回戦、名城大付−豊田工の観戦記です。
名城大附鈴木投手、豊田工伊藤投手。お互いのエースの投げ合いに期待して観戦しました。

名城大附
100000500|6 H10 E0
000010000|1 H6 E1
豊田工

名城大附
鈴木順−安藤
豊田工
伊藤−石河
投手成績
名城大附
鈴木順(1) 9回 97球 被安打6 四球1 三振3 失点1
豊田工
伊藤(1) 9回 164球 被安打10 四球5 三振11 失点6
鈴木投手は右のオーバーハンド。少しサード側に足を出して投げるフォーム。コントロールが良く丁寧に投げるピッチャー。まっすぐはまぁまぁ。昨年秋の天白戦で見ています
伊藤投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。コントロールが序盤はいま一つで特に真っすぐ系が決まらない。変化球の割合を増やして立て直しを図っていました。今年の春の東邦戦で見ています。

スタメン
名城大付
7鬼頭 8山田 3水野(17) 2安藤 5川合 9坂 6遠藤(18) 4伊藤(20) 1鈴木順
豊田工
7鳥田 6中林 1伊藤 3櫻庭 4中田(11) 9堀田 8高尾 5安藤 2石河

(試合経過)
1回表、1番鬼頭の1塁ゴロがベースカバー遅れで内野安打。2番山田もヒットで続き1,2塁。3番水野のバントが3塁封殺になりますが、4番安藤が四球で満塁。5番川合もストレートの四球を選び押し出し。名城大付が先制。尚もチャンスでしたが、6番7番連続三振で最小失点で切り抜けます。
2回表も8番伊藤、9番鈴木順の連打で無死1,2塁とするも、1番2番連続三振、3番外野フライで無得点。
4回裏、1死から2番中林が初ヒット。3番伊藤が2ベースを放ち、1死2,3塁とするも4番5番が倒れ0点。
5回裏、先頭の堀田の2ベースから1死3塁とし、8番安藤がタイムリー。同点。
7回表、1死から2番山田が四球を選び、3番の代打青山がヒットで1,3塁。4番を敬遠で歩かせて満塁。5番川合がここでタイムリー。6番坂もタイムリー。7番遠藤の初球にバッテリーエラーで加点。尚も1死2、3塁で遠藤のショートゴロエラー。1死1、3塁から8番伊藤のセカンドゴロの間に1点。名城大付が一挙5点。6−1
そのまま名城大付が勝ちました。
鈴木投手は97球で完投。丁寧なピッチングが光りました。
点数は開きましたが見事な投げ合いでした。
豊田工の伊藤君はまっすぐはMAX134kとか記録したものの、コントロールが悪く、まっすぐが決まらない苦しいピッチング。3回まで球数71球を要するなど、厳しい状況でしたが、変化球を中心に配球して立て直しました。
このあたりは見事。4回5回と3人ずつで抑えて、5回裏に追いついた時は流れは豊田工だと思いました。

この流れをもう一度引き寄せたのは7回の攻撃、の前の6回表、2死無走者で8番伊藤選手がヒットを打ったこと。そこまで2イニング3人で終わって、この回も3人で終わっていたら、完全に流れが豊田工に行ったと思うところで、それを止めたのと、このヒットによって、7回の攻撃が1番からになったこと。実際に7回に点が入ったのは結果論だとしても、間違いなく流れをもう一度名城に持ってきた大きなヒットでした。

名城大付は走塁の甘さが気になりました。エンドランがかかっていてのヒットでも2塁止まりとか、満塁でタイムリーで2塁ランナーも帰れるのに止まったとか。5回戦で負けて、このチームは終わってしまいましたが、新チームでも走塁は大事だと思いますので、見直してほしいな、と思います。

鈴木投手は素晴らしかった。97球で完投勝利は164球投げた伊藤投手とは対照的。MAX125kでも丁寧にコントロール良く投げれば抑えれるというのを示したのは、後輩にもお手本となると思います。

豊田工のスタンドは、相手のファインプレー(自チームのアウト)にも拍手を送っていました。こういうのは見ていて気持ち良くなりますね。

点差は最終的には開きましたが、いい投げ合いの試合でした。