7月7日に刈谷球場で行われた第3試合、刈谷−岩津の観戦記です。
この日のお目当ての試合。全三河4連覇と三河地区では安定して強い刈谷に、プロ注の山田将投手を擁し、昨年の春からそれまでの弱小校から一変して強くなった岩津。
刈谷打線を山田将投手がどこまで抑えきれるかに注目して観戦しました。

刈谷
010000120|4 H8 E0
000000000|0 H2 E3
岩津

刈谷
大川−登玉、松本
岩津
山田将−山田亮
投手成績
刈谷
大川(1) 9回 115球 被安打2 四球3 三振9 失点0
岩津
山田将(1) 9回 138球 被安打8 四死球5 三振9 失点4

大川投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。切れのいいボールを投げ込みます。春の享栄戦で見ています
山田投手は長身の右アンダーハンド。まっすぐはなかなか。色々投げるタイミングを替えたりして、的を絞らせないように工夫をしていました。昨年の秋の豊橋東戦以来。
スタメン
刈谷
7榎本(17) 9杉山(7) 8大原 1大川 3高木 6鈴木 5手嶋 4加藤 2登玉
岩津
3吉松 6小田桐 1山田将 2山田亮 7關 9黒柳(14) 8斉藤 4濱井 5上村

(試合経過)
2回表、先頭の6番鈴木が2ベース。バント失敗のあと、牽制エラーでランナーが3塁へ。ここで8番加藤がスリーバントスクイズを成功させ、刈谷が先制。
4回裏に先頭の吉松が四球で出塁。盗塁を成功させ、1死2塁で3番山田将4番山田亮へと回しますが、タイムリーが出ず。凡退。
7回表、1死1、2塁から重盗を仕掛け、3塁送球が悪送球となり、2塁ランナーがホームイン。2−0
7回裏、3番山田将のバントヒットと四球で無死1,2塁とチャンスを作りますが、バント失敗でランナー釘づけになり、後続も倒れ得点ならず。
8回表、1死2、3塁から岩津は内野5人守備で勝負をかけますが、ライトからショートの位置に入っていたところにゴロが転がるもファンブル。1塁アウトのみとなり1点。2死2塁から7番手嶋がショート内野安打。この時、ホームが空いていて1塁からの送球が間に合わずホームイン。4−0
そのまま刈谷が勝ちました。
まずは岩津のノックに注目しました。昨年の夏では2分間ずっとボール回しをやって、観客をあっと言わせた岩津。今年はピッチャーがマウンドに入り、投球フォームに合わせてノックを打つようにしていました。出来る限り実戦に近い形で行う工夫。こういうところにもチームの工夫を感じられて、強くなっていく要因が見て取れました。
山田亮君も初めて見た時は送球が悪く、よく走られていましたが、この日は盗塁を2つ刺すなど、進歩が感じられました。送球エラーが得点につながったのが残念でしたが・・・。
セカンドは春に引き続き左の濱井君が入っていました。堅実にプレーをして、左のハンデというのは感じなかった。逆に7回の2死1,2塁の場面では、2遊間の当たりを左のリーチを活かして捕球しそのままベース入りアウト。左ならではの良さも見せてくれました。
そして5人での内野守備。広島のブラウン前監督は良くやっていましたけど、岩津も惜しかった。ホームで殺せたらすごかったのですが、でもこういう力の無さを一生懸命カバーする姿は素晴らしいと思います。

山田将君も球威は上がっていたし、刈谷相手にタイムリー0は立派。プロからも注目はされていますが、上でやると思います。是非花が開くように、頑張ってほしいです。

刈谷は大川投手が投打に活躍。素晴らしいボールを投げていたし、打っても3安打。さすがです。
ショートの鈴木君も安定した守備が光っていたし、最初のスクイズもスリーバントで見事に決めた。こういうところがチーム力の高さを感じます。
残念だったのは、春まではエースナンバーを付けていた山田投手が、バットを振るだけで、全く投球をしなかったこと。多分故障しているんでしょうね・・・。でもチームを鼓舞することは出来るはず。
好ゲームを勝ったことで、刈谷も勢いにのってほしいです。