4月28日に熱田球場で行われた第2試合、愛工大名電−豊川の観戦記です。
甲子園帰りの名電は濱田君の動向が注目されましたが、背番号1番でベンチ入りするも、登板は回避。やはり出来る限り登板は避けて春を戦うつもりのようです。
豊川は先日新聞に大きく載った金城グスターボ君が注目されましたが、こちらも先発せず。

名電
201000321|9 H9 E3
020003000|5 H8 E3
豊川

名電
東−中村
豊川
森口、金城、森口−岡本
投手成績
名電
東(10) 9回 122球 被安打8 四球0 三振3 失点5
豊川
森口(7) 6回 88球 被安打5 四球2 三振8 失点4
金城(1) 3回 70球 被安打4 四球3 三振3 失点5
東投手は左のオーバーハンド。小柄で力投型。中日の高橋聡とタイプが似ています。
豊川の森口投手は右のオーバーハンド。やや遅れて腕が出てくるフォーム。まっすぐはなかなか。伸びのあるまっすぐに威力がありました。
金城投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ速い。追い込んでからのチェンジアップに威力がありました。ややフォームが大きいのか結構盗まれていました。ちょっと荒れ気味。

スタメン
名電
4木村 5中野 6佐藤 7鳥居 9荒木 3若原 2中村 1東(10) 8松原
豊川
8榎島 5宇都 6久保田 3中島 1森口(7) 7長坂(15) 9中根(11) 2岡本 4岡田

(試合経過)
1回表、2死1、2塁から5番荒木が2点タイムリー2ベース。荒木は3塁を狙ってタッチアウト。しかし名電が2点先制。
2回裏、2死2塁から7番中根がタイムリー。ライトがボールを逸らす間に3塁へ。続く8番岡本のショートゴロをトンネル。豊川が追い付きます。
3回表、2死から2番中野がソロホームラン。名電が勝ち越し。
6回表、ピッチャー交替、金城。無死2塁のピンチでしたが、なんとか凌ぎます。
6回裏、2死2塁から3番久保田のライトへヒット。返球がいいボールならアウトのタイミングでしたが、少し逸れた分セーフとなり同点。久保田は送球間に2塁に進み、4番中島がレフトへ逆転のタイムリー2ベース。5番森口のサードゴロで少し弾き、送球をあせったのかハーフバウンドになり1塁が取れず、ボールを逸らす間にランナーホームイン。5−3
7回表、2死1、2塁から何でもないレフトフライを落球。2人ランナーが帰り、更に送球が乱れる間にバッターランナーもホームイン。相手のミスで名電が逆転。6−5
8回表、2死2、3塁から7番中村の2遊間よりのショートライナーを打球に追いつきながら落とし記録タイムリーエラー。尚も2死2、3塁から8番東がタイムリー。2塁ランナーはホームタッチアウトも8−5。
9回表、レフトに入っていた森口が再度マウンドへ。2死1塁からレフトへの当たりを目測を誤りタイムリー2ベースに。9−5
9回裏、1死から5番森口6番宮本の連打でチャンスを作るも後続倒れ、名電が勝ちました。
お互いにミスが多く、しかもそのミスが直接点につながった試合だったので、ちょっとなんだかなぁという感じになってしまった。

豊川はよくも悪くも森口君に尽きてしまう。まず、ピッチングは素晴らしかった。5回までで、3点は失ったものの、三振8個を奪う力投。まっすぐは快速球とかではないのですが、伸びがあって、名電からいくつも空振り三振を奪いました。
ただ、その森口君がレフトに周り、金城君が打ち取ったなんでもないレフトフライを落としてタイムリーエラーにしてしまう。しかも、捕手などもアウトだと思って、ホームを空けてしまい、返球を取りに行く選手がいなくてバッターランナーまで返してしまうチョンボ。完全に豊川の流れだったのが、一転してしまったまずい守備でした。

今回の件を大きな教訓にして、夏に臨んでほしいと思います。

名電も失点にミス絡みが多く、らしくない試合でした。東君はある程度計算通りに投げたかな?という印象でしたが、佐藤君のエラーなど、王者とは言えない姿でしたね。ただ、意図しない展開とはいえ、こういう試合を経験出来たのは東君にとっては大きいかな?夏もシードさえ取れれば濱田君で押すことも可能でしょうけど、それでも雨で日程が詰まった際に苦しむ可能性はあると思うので、計算のたつピッチャーはほしいところ。東君はこの経験を活かしたいですね。

新4番に入った鳥居君は3三振など今一つ。6番くらいで気楽に打たせた方がいいタイプかもしれませんね。

名電はやっぱり濱田君がいてこそ絶対的なチームなんだな、と改めて思いました。でも、春はシード権確保が最優先。まずはそこに向けて勝ったことが大きいですね。