4月2日に碧南臨海球場で行われた第2試合、刈谷工−岡崎東の観戦記です。
勝った方が県大会に出場という大事な試合でした。場内アナウンスのみなので、名前が違ったらご容赦ください。

刈谷工
2060000|8 H6 E5
0000010|1 H8 E3
岡崎東

刈谷工
村松、山口、坂井−片山
岡崎東
小瀧、彦坂−矢野
投手成績
刈谷工
村松(1) 3回0/3 40球 被安打3 死球2 三振1 失点0
山口(11) 2回1/3 44球 被安打4 四球1 三振2 失点1
坂井(18) 1回2/3 24球 被安打1 四球1 三振0 失点0
岡崎東
小瀧(11) 2回2/3 84球 被安打4 四死球10 三振0 失点8
彦坂(1) 4回1/3 66球 被安打2 四球3 三振2 失点0

刈谷工の村松投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまずまず。インコースを結構強気に攻めていました。秋に杜若戦で見ています。
山口投手は右のスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。
坂田投手は右のオーバーハンド。やや小柄。上から投げるフォーム。
岡崎東の小瀧投手は右のオーバーハンド。上背が高く投げおろすピッチャー。まっすぐはあんまり速くない。コントロールがいま一つで苦しみました。いいフィールディングがありました。
彦坂投手は右のオーバーハンド。まずまず体格も良くて、ボールに力がありました。まっすぐはなかなか。
 
(試合経過)
1回表、1死2、3塁でサードゴロ、3塁ランナーが挟まれるも、ホーム方向に追ってキャッチャーに転送もタッチが空タッチになり生還。2死1、3塁から6番軽野がタイムリー。刈谷工が2点先制。
2回表、四球2つとエラーで無死満塁となりますが、3番4番をピッチャーがいい反応で、ゲッツーと投ゴロに抑えて0点。
2回裏、エラー2つと死球で1死満塁となるも8番9番がいずれも内野ゴロで0点。
3回表、1死満塁から9番伊藤に押し出し四球。1番日比がタイムリー。2番池田にも押し出し四球。3番片山の4球目がワイルドピッチで加点。1死満塁から4番山村の1塁ゴロの間に1点。2死満塁から押し出し四球。ここでピッチャー交替、彦坂。8−0
4回裏、無死1塁でピッチャー交替、山口。無死2塁から7番神谷がレフトへヒット。2塁ランナーがホームを狙うも強肩でタッチアウト。
6回裏、1死満塁でピッチャー交替、坂田。ショートゴロ、ゲッツー崩れの間に1点。尚も2死満塁になりましたが、3番がセンターライナーに倒れ1点どまり。
7回裏もヒットとインターフェアで無死1,2塁としますが、外野フライとゲッツーで試合終了。刈谷工が7回コールドで勝ちました。
刈谷工が県大会進出です。


得点差はコールドということで、一方的になりましたが、力の差はなく、ほぼ互角。ヒット数も岡崎東が多かったし、刈谷工はエラーも多く、褒められた内容にはなりませんでした。

結局、岡崎東の先発の小瀧君のコントロールが定まらず。四死球10個は厳しいですね。初回にエラーでリズムに乗れなかったのもありましたけど、2回に自分のいいプレーでリズムに乗るかな?と期待したのですが・・・。
上背はあるものの、まだまだ体が出来ていない。しっかり体を作って、フォームを固めて、コントロールを身につけてほしいですね。
エースの彦坂君が良かっただけに、もったいなかったですね。
攻撃は積極的な走塁を仕掛けていました。点差があっただけに、いいか悪いか判断が難しいですが・・・。自分たちのリズムなんでしょうね。結局盗塁死や走塁死で点数を詰めれませんでした。

刈谷工はすごかったのが4回裏のレフト山村君のプレー。無死2塁でランナーコーチがまわしていましたが、僕も回すと思ったタイミング。そこからものすごいボールがホームに飛んできて楽々アウトに。キャッチャーの肩もいいですし、いい選手がいますね。
エラーが多かったのは反省材料。拙攻に助けられた面も大きい。県大会に向けて修正してほしいですね。