3月30日に小牧球場で行われた佐織工−誉の観戦記です。
一時期低迷していた佐織工が徐々に盛り返してきたので、どんなチームか、注目して観戦しました。

佐織工
0003000|3 H7 E3
1122013|10 H17 E1


佐織工
島崎−橋本

岡−加藤大
投手成績
佐織工
島崎(1) 6回2/3 143球 被安打17 四球4 三振3 失点10

岡(1) 7回 113球 被安打7 四球3 三振5 失点3

佐織工の島崎投手は右のオーバーハンド。全力投球ではなく、キャッチボールのように軽く投げるフォーム。コントロール重視で投げようとしているかな?
岡投手は左のオーバーハンド。美和戦で見た時は10番でしたが、エースに昇格していました。まっすぐはなかなか。ゴロを打たせていました。

(試合経過)
1回裏、1死2塁から3番加藤大がタイムリー。誉が先制。
2回裏、2死3塁から9番山崎が上手く打ってレフトへタイムリー。2−0
3回裏、1死3塁から5番宮崎がタイムリー。尚も6番岡がヒットでつなぎ、1,3塁から7番辻村の三遊間のゴロをサードが横っ飛びで取るも、セカンド送球が逸れエラーに。3塁ランナーホームイン。4−0
4回表、無死2、3塁から5番土屋がレフトへ2点タイムリー。1死3塁から7番杉山がタイムリー。尚もヒットと犠打で2死2,3塁まで攻めるも1番が倒れる。4−3
4回裏、1死1、3塁から4番加納がタイムリー。2死1、3塁から6番岡がタイムリー。6−3
6回裏、2死満塁から打撃妨害で1点。7−3
7回裏、1死2、3塁から5番宮崎のサード強襲のタイムリー。6番岡の犠牲フライ。2死1、3塁から代打石井のセカンドゴロでベースカバーが遅れ、セーフになり、3塁ランナーホームイン。コールド成立。誉が県大会進出を決めました。

誉は投手の岡君が6番に入っていましたが、3打数3安打1四球1犠飛で2打点の活躍。素晴らしいバッティングを見せていました。走塁も良かったですし、攻撃力はなかなかです。岡君がエースの昇格していましたが、ものすごく球威があるタイプではないので、どこまでバックが助けられるかが、県大会のカギになりそうです。

佐織工はまずノックがなかなか上手いな、と感じました。ピッチャーは、どう考えても全力投球をしていないんですよね。あえて、なんでしょうけど。そういうスタイルでいくなら、バックがどこまで守れるかが鍵となりそうです。いいプレーもあったので、ある程度鍛えられているのは分かりました。
県大会でどこまでやれるか。秋に続いての県大会ですし、かつては尾張の公立では安定して強かったチームですから、期待したいですね。