3月25日に市工芸Gで行われた第2試合、松蔭−中部大第一の観戦記です。
ブロックの決勝戦。勝てば県大会と秋のシードが手に入る大事な一戦。松蔭が中部大第一とどういう試合をするか、注目して観戦しました。

松蔭
000200100|3 H6 E0
20041000X|7 H12 E1
中部大第一

松蔭
戸田、上中−水本
中部大第一
(1)−(2)

投手成績
松蔭
戸田(10) 3回1/3 57球 被安打8 四死球4 三振1 失点6
上中(1)4回2/3 84球 被安打4 四球4 三振4 失点1
中部大第一
(1) 9回 156球 被安打6 四球7 三振8 失点3

戸田投手は立ち上がりからやや不安定。ボールがきれいに捉えられていました。
上中投手は右のオーバーハンド。やや変化球が抜け気味で、まっすぐもあんまり走ってない印象でした。

中部大第一のエースは右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。力投型の投手。ランナーが出るとやや不安定になる。

(試合経過)
1回裏、1死1、3塁から4番のセカンドゴロの間に1点。2死2塁から5番太田のタイムリー3ベース。2−0
4回表、1死1、3塁から6番白井が左中間を破る2点タイムリー2ベース。2−2
4回裏、1死2塁から1番のライト正面への鋭いライナーをライトが取れず、1,3塁。四球で満塁となり、3番に押し出し死球。4番がライトへタイムリー。ここでピッチャー交替、上中。5番へ押し出し四球。6番の1塁ゴロの間に1点。6−2
5回表、1死3塁から2番坂本のところでスクイズ失敗。結局無得点。
5回裏、2死2塁から2番鈴木がライトへタイムリー。7−2
7回表、2死3塁からボークで1点。7−3
6回裏、8回裏と2死満塁、1死2,3塁のピンチを上中がなんとかしのぎます。
9回表、四球3つで2死満塁として、1番へ繋ぐも投飛に倒れ試合終了。中部大第一が勝ちました。
あんまり采配のこととか、言いたくはないですし、細かい事情は分かりませんが、松蔭は上中君で行ってほしかったというのは本音です。もちろん調子が悪かったかもしれないし、なにか不安があったからかもしれませんが。
せめて、4回表に追いついたところで投入してほしかったです。戸田君も2回3回はなんとかしのいでいたものの捉えられていたので・・・。
あと5回表で1死3塁でスクイズを仕掛けた場面。失敗したこともそうですが、4点ビハインドで、相手も前進ではなかったと思うので、普通に打たせてほしかったなぁと思います。
なんとなく、集中力が欠けているような印象を持つプレーもあったので、夏に向けて、1球にこだわって練習してほしいです。
あと、水本君が精彩を欠いていた印象。キャッチャーとして要ですし、期待している分、劣勢の時こそ力を出せるようになってほしいです。

中部大第一は久々に試合を見れました。打撃が鋭い当たりを逆方向に打つなど、さすが私学だな、と感じさせる打線でした。5番の太田君は4の4。強い当たりを打っていました。
キャッチャーも鋭い送球を見せていました。ちょっと逸らしてからの2塁への送球は刺せなかったけどすごかったです。
ピッチャーはちょっと四球が多かった。このあたりは課題ですね。