10月31日に長良川球場で行われた決勝戦、愛工大名電−三重の観戦記です。ほぼ甲子園を確定させたチーム同士ですが、神宮大会の切符と、ある程度いい試合をする必要がある決勝戦。連戦となるしどういう試合になるか注目して観戦しました。

愛工大名電
102000010|4 H11 E2
000010011|3 H6 E1
三重

愛工大名電
濱田−中村
三重
三浦−小林
投手成績
愛工大名電
濱田(1)9回 117球 被安打6 四球1 三振9 失点3
三重
三浦(1)9回 154球 被安打11 四死球4 三振9 失点4
濱田投手は序盤抑えて立ち上がりました。6回までは140kが少しあるくらいでほとんど130k台。それでも3回には三者三振に斬るなど8分目の投法が上手くなりました。終盤は力を入れて最後の三振のボールで144kを記録。やはり素晴らしいピッチャーです。
三浦投手も抑え気味というか、あんまりひじの状態が良くなかったようですね。それでも中盤からスライダーを上手く使って要所を締めるナイスピッチング。MAX137k。

(試合経過)
1回表、2死から3番荒木が四球。4番佐藤のヒットで好走塁もあって1、3塁に。5番松岡がタイムリー。名電が先制。1−0
1回裏、先頭の石崎のセカンドゴロをエラー。出塁も2番のバントがピッチャー正面でゲッツー。チャンスを逸します。
2回表、7番中野の2ベース、8番濱田のヒットで無死1,3塁。しかし、9番中野のバントがフライに。1番木村のスリーバントスクイズがファールになり三振。2番も三振でチャンスを逃す。
3回表、無死2、3塁から犠牲フライ。6番鳥居のプッシュスクイズ成功。3−0
5回裏、先頭の前川尚が3ベース。6番小林がタイムリー。3−1
8回表、2死1塁で8番濱田、カウント3ボール2ストライクから、ライトへヒット。ライトから3塁への送球が悪送球。ランナーホームイン。4−1
8回裏、2死1、3塁から詰まったセカンドゴロ。上手く捌くも1塁送球が1バウンドで取れず記録エラー。4−2
9回裏、先頭の岡本が3ベース。4番小川友のショートゴロで1点。最後は連続三振で斬って名電が4−3で勝ち優勝しました。
名電はとにかく点の取り方が下手。というか、チャンスを作ると悪い虫が出て、バントなどで点を取ろうとする。例えば2回は無死1,3塁で9番中村君の場面。相手は中間守備だったので、転がせば最悪ゲッツーでも1点が取れる。そういう考えで打席に立たせればいくら打てないバッターでも、気楽に立てると思うし、成長もあると思う。ヒットだって出るかもしれない。なんか相変わらず自分たちで、というよりベンチが苦しくしてしまっているように感じました。
打線が弱いように言われますが、打球は鋭いし、普通に力はあると思うんですよね。
ただ、濱田君はさすがです。明らかに抑えたピッチングをしていたのですが、それでも試合を作れるのはこの先を考えても大きいですね。8回9回は最後力のあるまっすぐで三振で締めるあたりはさすが。こういう序盤は抑えて後半に上げていく形のが、楽でしょうね。

5回裏の無死3塁で、1塁手だけ前進して他は定位置で守った名電でしたが、その一塁の頭を抜かれた結果に。定位置だったらライナーで取れた打球でした。まぁ結果論ですけど、3点差でしたし、1点を惜しむ必要はなかったかな。

三重は結果的には4点目のエラーによる失点が痛かった。ライトの小川友君は強肩をなんどか見せていたのですが、その強さがあだとなった形でした。でもそれ以外はミスがなかったし、これまでのチームに比べるとしっかりしたチームだと思います。
三浦君はひじに痛みがあったようですが、しっかりケアをして、冬にしっかり走りこんで、成長して甲子園に乗り込んでほしいと思います。なかなか楽しみなチームです。

名電は、神宮でも勝てる力はあると思います。ぜひ神宮枠を持って帰れるように戦ってきてほしいです。