10月29日に長良川球場で行われた準決勝第2試合、愛工大名電(愛知1位)−至学館(愛知3位)の観戦記です。
秋の愛知県大会の準決勝の再戦となった試合。やはり名電濱田投手をどこまで至学館が捉えられるかに注目して観戦しました。

愛工大名電
100100101|4 H8 E0
001000000|1 H1 E1
至学館

愛工大名電
濱田−中村
至学館
小曽根、岩田、山田、吐前−浅井
投手成績
名電
濱田(1)9回 107球 被安打1 死球1 三振6 失点1
至学館
小曽根(1)5回 69球 被安打4 四死球4 三振2 失点2
岩田(10)3回 61球 被安打4 四球2 三振2 失点1
山田(11)0/3 3球 被安打0 死球1 三振0 失点1
吐前(18)1回 21球 被安打0 四球1 三振0 失点0
名電の濱田投手は左のスリークォーター。少しひじが下がったように感じました。MAX147kを記録。右バッターにほれぼれするようなクロスファイヤ−があり、さすがの投球でした。
至学館の小曽根投手は左のオーバーハンド。変化球がやや高かった。MAX132kを記録。
岩田投手は右のオーバーハンド。MAXは132k。落ち着いた投球が光りました。
山田投手は右のアンダーハンド。死球を出しただけで交替。
吐前投手は右のオーバーハンド。1年生。かなり上から投げるピッチャー。ちなみにハンザキ、と読むそうです。

(試合経過)
1回表、先頭の木村がヒット。犠打で送った後、3番荒木が四球。4番佐藤の2球目にダブルスチールを決めて2,3塁に。結局佐藤を敬遠気味に歩かせて1死満塁。5番松岡のセカンドゴロの間に1点。名電が先制。1−0
3回裏、先頭の7番浅井が死球で出塁。1死後犠打で2死2塁とし、1番巣山がライトへタイムリー。1−1
4回表、先頭の松岡が3ベース。1死後7番中野のボテボテのセカンドゴロで1点。2−1と名電が勝ち越し。
6回表、ピッチャー交替、岩田。
7回表、1死2、3塁から4番佐藤の浅めのライトフライでサードランナー松原が返り、3−1
9回表、ピッチャー交替、山田。無死1塁でピッチャー交替、吐前。1死3塁からショートゴロ野選で1点。4−1
そのまま名電が逃げ切りました。
結局至学館は3回の巣山選手のタイムリー一本に抑えられました。前回は10個三振を奪われたのが今回は6個。1点はもぎ取ったので少しは前進しているのですが・・・。やっぱり濱田投手に全開の投球をされると捉えるのは難しいですね。
それでも投手陣でタイムリーは許さなかったし、毎回のようにピンチを背負いながら、最小失点で切り抜ける様は堂々としたもの。甲子園からこの秋の県大会、東海大会を経てほんとに強くなったなぁと思います。甲子園行かせてあげたかったなぁ。神宮枠来ても地域性で不利だけど・・・。試合を見てたら間違いなく至学館が3番手です。

8回の1死1,3塁で、初球ボールの時に3塁へ送球。あわやアウトに見える惜しいプレー。プレーの精度が上がっていますし、ほんとに来年の春が楽しみです。投手陣の一冬の成長。また、最後に投げた1年生ピッチャーの吐前君もなかなかの球を投げていたので、楽しみです。

濱田投手は最初からかなり飛ばしていました。それでも終盤まで140k台で投げ切るのですから大したものです。なにより、四球を出さないことが素晴らしい。もちろん球威があるのがすごいのですが、四球を出さないから大崩れしない。球数も少なくて済む。全国でもトップクラスのピッチャーです。神宮での全国デビューが楽しみですね。

打線は毎回チャンスを作りながらあと1本が出ない。いくら9番の中村君はバッティングが良くないとはいえ、バント打ちとか、プッシュセーフティスクイズとか、無理やりやらせすぎでは?もっと上手い点の取り方あると思うんだけどなぁ。
それ以前に打線は力があるのに、まだ発揮できていないと思います。もっとチャンスでのびのび打ったら点が取れるのでは?と思います。チャンスを作るところまではいいんですけどね。