10月9日に明石球場で行われた洲本−育英の観戦記です。
初めての兵庫大会観戦。予備知識がなく見に行ったので、最初は分かってなかったのですが、洲本は淡路島にある県立高校なんですね。ここまで来ているのもすごいですね。育英相手にどういう試合をするか、どのくらいの力があるかに注目して観戦しました。

洲本
00000020|2 H6 E3
30140001|9 H16 E2
育英

洲本
島垣−大村
育英
山下−濱村
投手成績
洲本
島垣(1)7回2/3 128球 被安打16 四球2 三振4 失点9
育英
山下(1)8回 115球 被安打6 四球1 三振6 失点2
島垣投手は細身の右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ボールが高く掴まりました。
山下投手は右のオーバーハンド。やや立ったフォーム。まっすぐはそこそこ速い。コントロールもいいですね。
 
(試合経過)
1回裏、1死2塁から3番新井がタイムリー。送球間に2塁へ。ホームへの送球、3塁への送球がダブルエラーでバッターランナーもホームイン。1死2塁から5番中島がタイムリー。育英が3点先制。
3回表、エラーで出たランナーを送って1死2塁から、1番谷口は右中間へいい当たり。これを育英のライト中島が飛び込んで好捕。ランナーはヒットと思いこんでホームに向かっており、結果ゲッツー。大きなプレーでした。
3回裏、1死1、3塁から7番濱村のスクイズ成功。4−0
4回裏、無死2、3塁から2番三木、3番新井連続タイムリー。1死2、3塁から5番中島の犠牲フライ。2死3塁から6番柳田がタイムリー。8−0
6回表2死まで洲本はノーヒット。1番谷口が初ヒットを放ちます。2番小嶋もヒットで続きますが後続は続かず。
7回表、2死1、2塁から8番大村がレフトオーバー2点タイムリー2ベース。8−2
7回裏、1死2塁から7番濱村がレフトへヒット。2塁ランナーがホーム狙うも好返球でタッチアウト。コールドならず。
8回裏、2死3塁から3番新井がタイムリー。コールド成立で育英が勝ちました。
試合としては初回の3番新井の時のダブルエラーでの2点。3回での育英ライト中島のファインプレー。その裏のスクイズで決まった感じでした。
勝てば近畿大会という大事な試合で飲まれたかなぁという印象ですね。3回のスクイズもホームに投げれば間に合った気もしましたし。
7回の返球などいいプレーもありましたが、中継が甘いし、送球が良くない場面が多かった。また、春夏に向けて鍛えてほしいですね。

育英は見事な集中打でした。1回の3点目、3回のスクイズでの4点目が大きかったですね。
気になったのは7回表の守備。2死1,2塁で8番大村君の場面。外野が浅かったんですよね。この場面、2塁ランナーは返してもまだコールド出来ますが、1塁ランナーは返したくない場面。そう考えれば外野は深めに守る方がいいと思うのですが、浅かったんですよね。それでレフトを越されて2点を失う。もう少し点差を考えた守備をしないと、大事な場面でどうかな?と思ってしまいます。
近畿大会で強い相手にどこまでやれるか。競った時に活かしてほしいですね。