9月10日に小牧球場で行われた第2試合、栄徳−岡崎西の観戦記です。
夏に見て以来、注目してきた岡崎西がどこまで栄徳に食い下がれるか、また、夏のチームからエースの斉藤君以外入れ替わった栄徳がどのくらいの力かに注目して観戦しました。

栄徳
000202010|5 H11 E1
000000000|0 H5 E2
岡崎西

栄徳
伊藤、斎藤−村上
岡崎西
剱持、神谷貴、宮本−後藤
投手成績
栄徳
伊藤(10)7回 105球 被安打3 四球3 三振2 失点0
斉藤(1)2回 29球 被安打2 四球0 三振3 失点0
岡崎西
剱持(1)6回 84球 被安打7 四球0 三振3 失点4
神谷貴(11)1回 23球 被安打2 四球0 三振1 失点0
宮本(10)2回 33球 被安打3 四球0 三振1 失点1
栄徳の先発、伊藤君は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。まとまっているピッチャー。2死無走者からコントロール乱すケースが何度かあった。
斉藤君は左のオーバーハンド。ややひじの伸びたフォーム。夏に桜台戦で見ています。カーブのキレ、コントロールが良く、カウントを取れるのが強み。
岡崎西のエース、剱持君は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。秋に刈谷北戦で見て以来。スライダーやカーブなど、変化球のコントロールが良く、安定感を生み出していました。
神谷投手は右のオーバーハンド。科技高戦で投げてたピッチャー。まっすぐはぼちぼち。
宮本投手は左のサイドハンド。同じく科技高戦で投げていました。変則ピッチャーなので、左バッターは打ちにくそうにしていました。

(試合経過)
3回表、2死無走者から1番大島がレフトへ平凡なフライ。これをレフトが人工芝にすべってころんで取れずに3ベースに。しかしこの降ってわいたピンチに剱持が2番を三振に斬って取ってピンチを脱します。
4回表、1死1、3塁から6番村上がタイムリー。この時に1塁ランナーはエンドランがかかっていて3塁へ。バッターランナーが少し挟まれるも、ランダンプレーがうまく出来ずに2塁へ。1死2、3塁から7番竹村がスクイズを成功させ栄徳が2点先制。
4回裏に2死からエラーで出たランナーがパスボールの際に2塁へ。5回裏に2死から連続四球で1,2塁とチャンスを作るも得点できず。
6回表、エラーで出たランナーを1塁に置いて4番尾関がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース。1死3塁から6番村上がサード強襲タイムリー。4−0
8回表、替わった宮本から先頭の山田将が3ベース。1死後、7番竹村がタイムリー。5−0
8回裏、ピッチャー交代、斎藤。
そのまま栄徳が勝ちました。
岡崎西は実は2回以降、毎回ランナー。しかし、全て2死から。これでは得点出来るパターンが限られてしまう。栄徳が上手く先頭を斬ったとも言えるんですけどね。

岡崎西としては4回の2点はともかく、ミスが絡んだ6回の2失点が響きました。4点目のタイムリーもサード取れた当たりでしたし。
セカンドはひじが痛いのか送球がおかしかったし、ショートにもミスがでた。エースの剱持君が良く投げただけに、まずは守備で助けてあげてほしい。
あと、外野が浅すぎる。8回の5番山田将君の当たりもライトオーバーですけど、本来の定位置なら取れてたあたり。それ以外でも、2死1塁で外野が前にいたり・・・。この辺りはベンチワークが必要ですけど、状況と相手を見て守る位置を決めるようにしてほしい。

栄徳は3番の高橋君がエラーでの出塁も含め5打席全部出塁。コースに逆らわないバッティングは見事でした。
ただ、打線はこれからかな?コールドに出来たとも思うし。
相手のセカンドの送球がおかしいのはすぐに分かったと思うので、もっと付け込むくらいの動きをしてほしかった気もします。
エースの斉藤君は安定感がありそう。エラーは1つあったものの守備は安定しています。試合を重ねて力強さを出していきたいですね。