7月26日に小牧球場で行われた第1試合、名城大附−小牧の4回戦の観戦記です。
名城大附は前日のノーゲームを含めると4日連続の試合。さすがにエース鈴木君の登板を回避してきました。そんな中、控え投手がどれだけ投げられるかに注目して観戦しました。

名城大附
000000001|1 H6 E3
00301000×|4 H9 E0
小牧

名城大附
上田(20)、太田雄(11)−安藤
小牧
針尾(1)−澤口
名城大附の上田投手は左のスリークォーター。1年生。やや押しだすような投げ方。まっすぐはまぁまぁ。腕の振りと投げるボールにややギャップがあって、慣れるまで打ちにくいかも?
大田雄投手も1年生。右のオーバーハンド。なかなか大きな体格。まっすぐはそこそこ速い。故障なく伸びれば楽しみなピッチャー。
小牧の針尾投手は右のオーバーハンド。スライダーが良く切れます。まっすぐはまずまず速い。伸びのある球を投げます。

(試合経過)
球場に入ったのが1回裏の小牧の攻撃中。2死3塁までいきましたが4番が倒れ0点。
2回表、2死から6番武藤7番安藤の連打で1,2塁にするも8番が倒れ0点。
3回裏、1死3塁から2番舟橋が右中間を破るタイムリー3ベース。3番針尾が打った瞬間それと分かるレフトへ2ラン。3−0
4回表、1死から4番梶田5番伊藤の連打で1,2塁とするも続く6番の当たりをセカンドのナイスプレーでゲッツーに。これで完全に小牧のペースになりました。
5回裏、無死満塁から犠牲フライ。4−0
8回裏、ピッチャー交代、太田雄。
9回表、1死2塁から4番梶田がライトへタイムリー2ベース。1点返すも反撃はここまで。小牧が勝ちました。
ちなみに、名城大附にエラーが3つ記録されていますが、全てヒットでもいい当たり。(僕が記録員だったら全部ヒット)ということで、お互いにミスも少なく、なかなかいい試合でした。

小牧は選手全員がしっかりバットを振ってくる印象。自分のスイングを心掛けているのが伝わってきます。内野守備もいいし、外野は少し一歩目が遅いとかあるけど、しっかり守っています。
針尾君を中心にいいチームだな、と思います。
秋のベスト8以上を目指してほしいですね。

名城大附はとにかく4日間、お疲れ様でした。
この試合に投げたのは1年生2人。また、スタメンでもキャッチャーの安藤君、セカンドの伊藤君が1年生。どちらもこの試合でヒットを打っていますし、すごくこの経験は大きいと思う。
秋以降にも注目したいと思います。