7月10日に小牧球場で行われた第2試合、誉−東海学園の観戦記です。
元々この試合は見るつもりだったのですが、誉のメンバーを、この日の前日に大会誌で見て、2日前に出てた朝日新聞のメンバー表と全然違うことに気が付いて気になってしょうがなかったんですよね。なにしろバッテリーが外されている。なにかあったことは分かっても、何があったかまでは分かりませんが・・・。その辺りの雰囲気も気にしながらの観戦でした。


010000101|3 H9 E1
000200000|2 H5 E0
東海学園


井上、松本−田中
東海学園
任−田中
投手成績

井上(19)4回 63球 被安打3 四球1 三振3 失点2
松本(10)5回 94球 被安打2 四球4 三振4 失点0
東海学園
任(1)9回 134球 被安打9 四死球4 三振3 失点3

誉の井上君は右のサイドに近いスリークォーター。2年生。まっすぐはぼちぼち。ちょっと首が振れるフォームです。もう少しボールに力が伝わるといいのにな、と感じました。
松本君も右のサイドに近いスリークォーター。2年生。まっすぐはまぁまぁ。コーナーを付いて球威でねじ伏せる感じ。決め球があるといいかな?余談ですが松本潤君で、マツジュンコールを受けていました。
任君は右のオーバーハンド。(ニン)と呼びます。背が大きくピッチャーらしいピッチャー。フォームも柔らかいフォームです。まっすぐはなかなか。緩急が少ないかな?

(試合経過)
1回表、先頭の1番岡のヒットを足がかりに1死1,2塁としますが、4番5番が倒れ0点。
1回裏、先頭の鈴木が3ベース。続く2番大野の当たりはセンターフライ、やや浅めでしたが、体制が悪かったので、ランナースタートを切ってホームイン。しかし、サードに転送してアピールしたらアウトに。浅かった分気持ちがはやったようで、痛いプレーになりました。
2回表、2死から8番の井上が頭に死球。ベンチに下がります。ここで9番辻村が左中間を破るタイムリー3ベースを放ち、誉が先制。1−0
井上投手はその裏も普通に出てきて大事に至らず。
4回裏、1死からエラーと四球で1、2塁。4番上野が上手くおっつけて右中間へ運ぶタイムリー。2死後、6番伊藤がレフトへタイムリー。逆転。2−1
5回裏、ピッチャー交代、松本。
誉は6回表、サード強襲ヒットのあと、2つエラーっぽいバントヒットで無死満塁のチャンスをもらいます。がここから、三振、浅いレフトフライ、セカンドゴロでチャンスを活かせず。
7回表、2死2塁から5番榊原がレフトオーバータイムリー3ベース。同点。
8回裏、先頭の2番大野の2ベースから1死2、3塁とするも、5番6番が活かせず。
9回表、2死無走者から3番柴田が3ベース。4番田中の2球目をパスボールで誉が勝ち越し。
最後、2死からランナーを出しましたが、誉が逃げきりました。
東海学園は勝てた試合でした。
初回のタッチアップの離塁が早かったのももったいなかったし、8回裏の1死2,3塁を活かせなかった。これが大きかった。ミスしたピンチを防ぐなど、任君を中心によく踏ん張ったんですけどね。最後のパスボールも暴投かどっちか分からないですけど、グラブには当てたので、止めてほしかったかな。
任君はなかなか楽しみなピッチャー。上でやるか分かりませんが、気にしたいと思います。
あと、東海学園はノックが上手かったです。2回にはショート友田君のファインプレーが見事でした。

誉は苦しい試合でした。多分試合前から苦しかっただろうし。
4番に入ったキャッチャーの田中君。主将でもあり、本来は背番号7番だったわけで、本職ではないだろうし。送りバント2つ決めるなど多分本来の4番ではない気がするのですが、彼のところで勝ち越し点が入るあたりは、頑張ったご褒美なのかな?
あと、2番手で投げたマツジュンこと松本君。球数は多かったですけど、追加点を許さなかったのが勝利につながりました。
背番号1を付けた大平君がランナーコーチに入っていたので、この日の2人が中心に投げるんだと思います。あと、秋に投げてた若杉翔君がいると思うのですが・・・。
なんにしてもこの勝利でチームがいい方向に向くといいな、と思います。