7月9日に岡崎球場で行われた第1試合、岡崎西−名市工芸の観戦記です。
秋、春の実績から行くと、名市工芸のが上かな?と思いましたが、試合は接戦となりました。

岡崎西
0010000000|1 H3 E0
0001000001|2 H8 E0
名市工芸

岡崎西
剱持、山本泰−後藤
名市工芸
服部、岩中−杉原
投手成績
岡崎西
剱持(11)4回2/3 57球 被安打4 三振1 四球1 失点1
山本泰(1)4回2/3 59球 被安打4 三振3 死球2 失点1
名市工芸
服部(1)8回 96球 被安打3 三振3 四球2 失点1
岩中(10)2回 35球 被安打0 三振3 死球1 失点0

剱持君は左のスリークォーター。まっすぐはなかなか。うでを隠して投げるピッチャー。フィールディングはイマイチ。2年生。
山本泰君は右のサイドハンド。まっすぐはあんまり速くない。途中から落ち着いてコーナーに決まりだしました。
服部君は右のオーバーハンド。やや長身。まっすぐはそこそこ。途中から変化球のコントロールが良くなりました。
岩中君は右のオーバーハンド。2年生。まっすぐはそこそこ速い。コントロールはそんなになさそう。

(試合経過)
序盤の2回はお互いに三者凡退。
3回表、先頭の剱持が両チームを通じて初ヒットで出塁。送って1死2塁から9番古城がライトへタイムリー。岡崎西が先制。
3回裏、1死2塁からバントヒットもあって1死1,3塁にしますが、1番2番が倒れ0点。
4回裏、2死3塁から6番菊地の当たり、懸命にセンターが前進も間に合わず、ポテンヒットがタイムリーとなり同点。1−1
5回裏、2死2塁で打者が3周り目に入るところで、ピッチャー交代、山本泰。
6回表、2死1,2塁から、4番鈴木の2球目にランナースタートも空振り。3塁タッチアウトでチャンスを逃す。
9回表、ピッチャー交代、岩中。
延長に入ります。
10回裏、5回以来の先頭バッターがヒットで出塁。送りバントの後、セーフティバントがヒットになり、1死1,3塁。ここで満塁策を取るかな?と思ったのですが、カウント3ボールからストライクを入れ、カウント3−1。次のボールもストライクに来て、2番の富田が弾き返しサヨナラタイムリー。名市工芸がサヨナラ勝ちを納めました。
最後の場面、結果はともかく、やはり満塁策で行くべきだったと思う。やっぱり中途半端になってしまいました。コントロールに不安のあるピッチャーならともかく、四球を出していなかった山本泰君でしたし、それで駄目なら納得もいくかな、と思うのですが・・・。
岡崎西は6回の4番鈴木君のところでのエンドランももったいなかった。ここまでタイミングのあってなかった鈴木君(そこまで2三振)だったので、なんとかしたかったのは分かるのですが・・・。4番なんだし、もう少しじっくり打たせても良かった気もする。追い込まれてからエンドランのサインを出すとか。
8回、9回で先頭が出て勝ち越せなかったし、最後は仕方ないかな。

名市工芸は苦しみました。思ったほどバットが振れてないし、なかなかいい当たりも出ない。ピッチャーが良く凌いだと思います。
次は相手は1試合目。その点は有利かと思いますので、打線が援護したいところですね。

両チームノーエラー。まぁ最後のバント守備はミスっぽかったですけど。でもなかなか締まった試合でした。

岡崎西の剱持君、名市工芸の岩中君は2年生ピッチャー。秋からも注目したいと思います。