5月2日に四日市球場で行われた準決勝第1試合、菰野−桑名工の観戦記です。
秋の東海大会にも進出した菰野。それに対して桑名工は、愛知県民の僕からすると、なじみの無い初めて見る学校。どこまで菰野に食らいつくかに注目して観戦しました。

菰野
0041240|11 H13 E1
3000000|3 H7 E2
桑名工

菰野
三谷、西田、奥田、浅川−前田
桑名工
稲葉、守山、石垣−島村、蛭川
投手成績
菰野
三谷(19)3回 46球 被安打5 死球1 三振1 失点3
西田(11)2回 27球 被安打1 四球1 三振2 失点0
奥田(10)1回2/3 17球 被安打1 四球0 三振0 失点0
浅川(12)1/3 2球 被安打0 四球0 三振0 失点0
桑名工
稲葉(10)5回 64球 被安打8 死球1 三振0 失点7
守山(11)1回 34球 被安打4 四球3 三振0 失点4
石垣(12)1回 20球 被安打1 死球1 三振0 失点0
菰野の先発三谷君は右のスリークォーター。1年生。ややつんだったフォーム。まっすぐはまずまず速い。2種類のスライダーを投げていました。
西田君は左のオーバーハンド。まっすぐはまずまず。3年生。
奥田君は右のオーバーハンド。ややひじが伸びたままのフォーム。まっすぐはなかなか。3年生。
浅川君は右のオーバーハンド。まっすぐはまずまず速い。
桑名工の先発稲葉君は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。コントロールは良さそう。
守山君は右のオーバーハンド。スピードはあんまりない。
石垣君は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。一瞬上げた足がくいくい動く独特なフォーム。2年生。

(試合経過)
1回裏、2死1、2塁から5番岩谷が右中間を破る2点タイムリー3ベース。6番前田のサードゴロを胸に当てて前へ落とし1塁送球も間に合わず。記録エラー。桑名工が3点先制。
3回表、2死2塁から2番富田がタイムリー。更に3番逆瀬川のヒットとエラーで2死2、3塁となり、4番辻が右中間に3ランホームラン。一気に菰野が逆転。4−3
桑名工は2回に1死2塁、3回に2死1,3塁を作るも得点できず。
4回表、2死2塁から1番丸井がタイムリー。5−3
5回表、先頭の逆瀬川が左中間へソロホームラン。2死後6番榊原もライトへソロホームラン。7−3
6回表、替わった守山が2つ四球を出し、2死1、2塁から3番逆瀬川、4番辻が連続タイムリー。更に5番方田のヒットで2死満塁から6番榊原が2点タイムリー。11−3
桑名工は4回以降はチャンスらしいチャンスを作れず、そのまま菰野がコールドで勝ちました。
桑名工はエースナンバーの島村君がキャッチャーをやっていました。珍しいですね。結局登板の機会がなかったので残念でしたが・・・。
菰野の先発が1年生の三谷君ということで、1年生に抑えられてたまるか、という感じで、序盤は良く攻めていました。
菰野のパワーというか、一発にやられました。島村君が投げた時にどういうチーム力か、見たいチームですね。

菰野はエースの方田君が登板せず。それでもしっかりと投手は抑えていました。
三谷君は1年生で早くも登板していることも驚きなのですが、かなり速い球を投げていたので驚きました。それ以上に驚いたのがバットスイング。3回のヒットなんて、打球が速すぎて、3塁線を破ったのにシングルヒットになってしまいました。見た中で一番スイングは速く感じた。名前を覚えておきたい選手です。

菰野の打線は活発でしたが、球場の狭さもあって、ちょっと飛びすぎかな?とも思いました。東海大会でどうなのか、確かめたいですね。
途中、守備の変更でアナウンスがうまく把握できずに5分くらい中断するアクシデントがありました。試合の流れが変わってしまう可能性があるので、そういうのは避けてほしいですね。

三重とか岐阜は、メンバー表を配ってくれます。こういうのは愛知も見習ってほしいな・・・。コピー1枚でもいいので・・・。