4月22日にナゴヤ球場で行われた中日−広島のウエスタンリーグ公式戦の観戦記です。
上が不調な中、元気な選手がいるか、あとは広島の堂林選手を始め、地元選手の活躍に期待して観戦しました。

広島
010200000|3 H11 E2
001000010|2 H6 E0
中日

広島
ソリアーノ、梅津、永川−會澤
中日
伊藤、武藤、金剛、小川−田中
投手成績
広島
ソリアーノ 7回 93球 被安打5 四球3 三振4 失点1
梅津 1回 14球 被安打1 四球0 三振0 失点1
永川 1回 23球 被安打0 四球1 三振2 失点0
中日
伊藤 5回 81球 被安打9 四死球3 三振3 失点3
武藤 2回 25球 被安打1 四球1 三振1 失点0
金剛 1回2/3 15球 被安打0 四球0 三振0 失点0
小川 1/3 10球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(試合経過)
2回表、1死満塁から9番ソリアーノがセンターへ犠牲フライ。広島先制。
3回裏、無死1、3塁から谷の1塁フライを落球。1塁ランナーは2塁アウト(記録1塁ゴロ)。3塁ランナーホームイン。1−1
4回表、無死1、2塁から8番堂林が右中間を破る2点タイムリー3ベース。3−1
5回表、2死1塁から連続四死球で満塁とするも、堂林を投ゴロに打ち取って0点。
8回裏、無死2塁から、4番松井佑の2ゴロをトンネル。ランナーホームイン。3−2
9回裏、この回登板の永川。1死2塁から連続三振で試合終了。広島が勝ちました。
(投手短評)
中日
伊藤準規はMAX144k。ただ、まっすぐは結構普通に打たれていたし、変化球が序盤は特にストライクが入らず明らかなボール球が多くて、結局まっすぐしかストライクを投げられずに打たれる苦しいピッチング。良く3点に収まったという内容でした。
ただ、去年見た時に感じたフォームの妙なぎこちなさが消えてスムーズにみえました。そこは良かったかな?

武藤はMAX144k。ボールに力はありました。上でどのくらい投げれるか見てみたい。

金剛は貫禄。スライダーがめっちゃキレてました。MAXは142k。なんで上でこれが出来ないんだろう。

小川はMAX139k。いいカーブがあったものの、ちょっとばたつきました。

広島
ソリアーノはMAX145k。まぁ普通に1軍で投げられるピッチャーですよね。ボークが一度ありました。

梅津はMAX137k。サイドに近いスリークォーターですが、怖さはないかな?

永川は本来こんなところで投げていてはいけない投手。MAX143k。でも球威コントロールとも今一つ。それともこれが実力?

(打者短評)
中日勢
平田は最初の2打席で2ベースとヒット。ただ、三振2つが内容が良くない。判断が難しいなぁ。
谷は3打数1安打、1四球。
小池は最初の打席でのバント失敗が駄目。
松井佑は2打席目に大きなレフトフライがありましたが、ノーヒット。8回の牽制死は反省材料。
柳田は4打数1安打ながら、内容は悪くない。いい状態をキープ。
堂上直は4の0。内容が悪い。がっかり。
森越は2打数1安打2四球。ヒットもいい当たりだったし、9回の四球も粘って取っていた。守備は安定感あるし、ポスト井端は実はこの人かも?順応性を感じる。
田中は最初に盗塁を刺したが、伊藤のリードでは苦心のリードもちょっと引っ張れず。難しいなぁ。
岩崎恭は8回の代打で内野安打。俊足を活かしていました。
藤井が9回の代打で見逃し三振。たしかにボールくさい球をストライクにされたけど・・・。
吉川も代打で出ましたが空振り三振。ちょっと壁かなぁ。

広島勢
堂林が8番ショートでスタメン。守備は無難にこなす。
3打数1安打1四球2打点。タイムリー2ベースは堂林らしい右中間への伸びる打球でした。地元で拍手も大きかった。期待に応えられるように頑張ってほしい。
4番の松山が良くも悪くも目立つ。打つ方は3安打も守備でミスで1点献上。

ちょっと中日に元気がなく感じるよなぁ。まぁ上があんな状態なのに、声がかからないし・・・。とにかく腐らずに自分の力を磨いていってほしいですね。

あと、4回表、1死3塁で1塁ゴロのファールの判定をめぐって広島が猛抗議。いや、たしかにフェアにみえた打球だったけど、2軍の試合で抗議ってどうよ、と思ってしまった。ヒットとかならともかく。