2010年の明治神宮大会を録画したので、順次観戦記をUPしていきます。
まずは11月13日に行われた関西−明徳義塾の観戦記です。

関西
021000010|4 H12 E2
302003010|9 H9 E1
明徳義塾

関西
堅田、水原−畑
明徳義塾
尾松−杉原
投手成績
関西
堅田(1) 5回2/3 113球 被安打6 四死球5 三振4 失点8
水原(6) 2回1/3 42球 被安打3 四死球2 三振1 失点1
明徳義塾
尾松(1) 9回 126球 被安打12 四球2 三振3 失点4

関西の堅田投手は左のスリークォーター。やや立ち投げ。スライダー、カーブ。MAX140k。力はあるけどバラつきが多い。テンポも今一つ。
水原投手は右のオーバーハンド。MAX142kと球は速い。やや体が開く分、見やすそうなフォーム。
明徳義塾の尾松投手は左のオーバーハンド。MAX131k。大きなカーブとスライダー。シンカー。変化球が多い。少しずつ変化球のスピードが違うために捉えにくい印象。

(試合経過)
1回表、ヒットから連続バントヒットで無死満塁。しかし4番渡辺がサードゴロでゲッツー。5番も倒れ0点。
1回裏、無死1塁からランエンドヒットで2番がライト線へ運ぶタイムリー2ベース。さらにバントヒットで無死1,3塁から、パスボールで3塁ランナーホームイン。2死3塁から6番杉原のサードへの強いゴロを弾きタイムリーエラー。明徳が3点を先制。
2回表、先頭の小林がヒットで出て、7番水原がライトへうまく打ってスタンドイン。3−2。
3回表、1死3塁から4番渡辺が力でセンターまで運んでタイムリー。3−3と同点に。
3回裏、死球2つとエラーで満塁。5番吉本のサードゴロを弾いて1塁はアウトも3塁ランナーホームイン。さらに2死満塁から8番山口が四球を選び押し出し。この回ノーヒットで2点を上げ勝ち越し。
6回裏、2死から四球で2人出て、3番先田がタイムリー。ここでピッチャーを水原にスイッチ。しかし4番北川が左中間を破る2点タイムリー2ベース。8−3と明徳が突き放します。
8回表、1死から4番渡辺が3ベース。5番堅田が犠牲フライをあげ8−4
8回裏、2死2塁から、途中出場の5番大西が2打席連続ヒットとなるタイムリー2ベースを放ち9−4と駄目押し。
そのまま明徳義塾が勝ちました。
関西は2枚の投手に自信を持っているようですが、この日は今一つ。序盤にミスが出て得点されました。
また、初回に無死満塁で点が取れなかったのが響きましたね。
変化球をひっかける当たりが多かった。このあたりは冬に修正したいところ。

明徳もなかなか打線の振りは鋭いですね。尾松君はそんなに球が速いわけではないですが、変化球のコントロールが良く、試合を作れるピッチャーという印象。バントミスが2度あったのが反省材料ですかね?

代打で出た大西君が2−2。控えでも力がありますね。