10月2日に小牧球場で行われた3位決定戦、豊田西−愛知の観戦記です。
東海大会進出をかけたガチンコ勝負、好勝負を期待しましたが、一方的な試合になりました。

豊田西
0140200|7 H6 E1
0000000|0 H1 E1
愛知

豊田西
中川−土屋
愛知
本田、中島−森
投手成績
豊田西
中川(1)7回 75球 被安打1 四球0 三振2 失点0
愛知
本田(10)3回 54球 被安打4 四球1 三振1 失点5
中島(1)4回 52球 被安打2 四死球2 三振3 失点2
中川投手は右のアンダーに近いサイドハンド。翌日の新聞にありましたが、ボールを結構動かしているようですね。詰まらせた打球がほとんどでした。
本田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか速い。
中島投手も右のオーバーハンド。名電戦に比べるとテンポも良く安定していました。

(試合経過)
2回表、無死2塁から、サードゴロで好判断で3塁へ進み、6番近藤の犠牲フライで豊田西が先制。1−0
3回表、1死2、3塁から2番小川が右中間を破る2点タイムリー3ベース。更に2死2、3塁から5番大村がレフトへ2点タイムリー2ベース。5−0
4回表、ピッチャー交替、中島。
5回表、1死2、3塁から5番大村がセンターへ2点タイムリー。7−0
愛知は5回までパーフェクトに押さえ込まれています。
6回裏、愛知はようやく初ヒットも1塁釘付け。
結局7回裏エラーでランナー出るも得点ならずコールド成立。豊田西が東海大会進出を決めました。
野球の質が豊田西が上回っていました。その差がコールドにまで広がるのは高校野球ならではかな?

豊田西は初回から気持ちよくバットを振っていました。これだけ振られると相手にはプレッシャーになりますね。
いい走塁もありますし、中川君はゴロを打たせる投球がこの日は見事でした。
十分東海大会でも勝負できると思いますので、頑張ってほしいです。

愛知はピッチャーは2人ともそこそこ力があります。ただ、バント処理でのミスや判断の悪さ、外野からの返球も間に合わないホームに山なりで返すなど、細かいミスが多く見られました。このあたりは冬の間に修正してほしい。
後は、打撃の弱さ。7回まで21アウトのうち17が内野ゴロ。さすがに多すぎる。いい当たりが少なかったですし・・・。
私学らしい、強い打球を望みたいですよね。
ピッチャーはそこそこいいだけに、一冬での成長を期待したいです。