9月26日に熱田球場で行われた準決勝第2試合、愛工大名電−愛知の観戦記です。
秋は実に昭和62年以来の秋ベスト4進出の愛知。名電にどこまで食らいつけるかと期待したのですが・・・。
6回表で帰ったので、そこまでの観戦記になります。

愛工大名電
3003121|10
0000000|0
愛知
(7回コールド)
愛工大名電
濱田−清岡
愛知
中島、本田−森

愛工大名電の濱田投手は1年生左腕。トルネード系のフォームから重そうな球を投げ込んできます。がっしりとした体格。まっすぐはなかなか速い。
愛知の中島投手は右のオーバーハンド。力投型のフォーム。まっすぐはまぁまぁ。ランナー出ると間合いが長かった。
本田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。コントロールがやや浮き気味。

(試合経過)
1回表、先頭の村山のすさまじい打球がサードを襲って、強襲ヒット。送って1死2塁から3番田中がタイムリー。更に4番大村もヒットを打って1、2塁とし、5番幸村がタイムリー。送球間に2,3塁に進んで、6番佐藤の1塁ゴロの間に1点。3−0
4回表、1死2塁から8番富沢がタイムリー。2死後1番村山がレフトポール巻く2ラン。6−0
5回表、2死2塁から6番佐藤がタイムリー。7−0
6回表、1死2,3塁から、2番木村のセーフティスクイズ、3番田中のタイムリーで9−0
愛知は3回に1死2塁、4回に内野安打2本でチャンスを作りましたが得点できず。
6回表で球場を後にしました。
どちらのチームのこの秋は初見でした。

名電は普通にレベルが高かった。打球は速いし、守備のレベルの高さにも驚きました。ヒット性の当たりもいくつもアウトにしていました。
走塁もやっぱり速いし、次の塁を積極的に狙う意識の高さもさすがです。
それだけに無駄な2死からのバントでアウトになるプレーがもったいなさすぎるのですが・・・。
濱田君と心中するのも、先を考えるとどうなのかなぁ。この展開だったら次のピッチャーを使ってもいいと思うんですけど。まだ1年ですし。頑丈そうには見えるけど。

愛知は、名電の名前を警戒しすぎたかな?と感じます。ピッチャーがランナー出ると間合いが長い長い。次の豊田西も走るチームですので、どういう対策を打つか注目ですけど・・・。
エースの中島君が案外でしたが、2番手の本田君はいい球を投げていました。うまく抑えて接戦に持ち込みたいですね。