9月11日に豊田球場で行われた第3試合、岡崎工−豊川の観戦記です。
事前の見所でも個人的に注目試合に指名していた試合。やっぱり見届けたくて、ハシゴ観戦をしました。

岡崎工
000001020|3 H7 E2
000000100|1 H7 E1
豊川

岡崎工
本山−近藤
豊川
小林、林、中島−長谷川
投手成績
岡崎工
本山(1)9回 127球 被安打7 四死球4 三振4 失点1
豊川
小林(1)5回2/3 96球 被安打3 四死球6 三振5 失点1
林(10)2回1/3 37球 被安打4 四球1 三振0 失点2
中島(14)1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0
本山君は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。コントロールが安定しています。牽制がうまい。
豊川の先発の小林君は左のスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。コーナーの投げ分けで打ち取るピッチャー。
林君は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。やや荒れ気味。上背があります。
中島君は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。

(試合経過)
1回はお互いにランナーを出すも0点。
4回表、岡崎工は先頭の中村が2ベース。しかし4番がバント失敗。後続も倒れ0点。
その裏、豊川も先頭の川上が2ベースで出るも、絶妙は牽制でタッチアウト。2死後、ヒットと2ベースで2,3塁となるも、6番が倒れもったいない攻撃となります。
岡崎工は5回に3つの四死球をもらうも、こちらも牽制アウトでチャンスを活かせず。
6回表、2死3塁から6番近藤がレフトへタイムリー。岡崎工がついに先制。尚も1、2塁になったところでピッチャー交替、林。ここは林が抑えます。
6回裏、1,2番で1死3塁の形を作るも、3番が浅いセンターフライ、4番松岡が敬遠気味で歩かされ、5番原田が倒れ0点。
7回裏、2死2塁から代打大見がライトへタイムリー。豊川が追い付きます。
8回表、1死2塁から7番金田がライト線へタイムリー2ベース。更に2死3塁から9番清水が三遊間にタイムリー内野安打。3−1と再び岡崎工が突き放します。
8回裏は1死2塁から4番松岡のショートライナーでゲッツー。
9回裏も1死1,2塁とするも、打てず岡崎工が逃げ切り。豊川を破りました!
期待していた試合が期待通りの接戦。
審判がやや辛めで四死球が多くなる中、お互いのピッチャーの踏ん張り合いも見事な試合でした。

岡崎工は夏の時に本山君を見て、秋にも注目と思っていましたが、うまく攻める時は攻める、丁寧に行く時は丁寧に行くというメリハリのある投球が光りました。
また守備もエラーもありましたが、しっかり守っていたし、大事なところで中継をしっかりして得点を防ぐなど、堅実さが光りました。

次は愛産大三河と強い相手が続きますが、しっかりと戦えばクロスゲームには持ち込めると思いますので頑張ってほしいです。

豊川は夏から大エースの直塚君が抜け、ピッチャーはやはり少し落ちる印象。そこを打線でカバーしたかったですが・・・。
4番の松岡君はさすが。打球も速いし、力があります。ただ、警戒も当然されるわけで、前後の打者が鍵になってきます。そこがつながらなかったのが敗因でした。

それでも、豊川が大きくミスったということもなく、お互いの力が出た素晴らしい試合だったと感じます。試合としても面白かったですし、両チームにありがとうと言いたくなる試合でした。