8月24日に豊田球場で行われた第1試合、岡崎東−豊田大谷の観戦記です。
勝った方が県大会に出場、負けたら敗退。天国か地獄かの1戦。
1次に衣台に負けるなど苦戦する豊田大谷の現状に注目して観戦しました。

岡崎東
100110110|5 H13 E2
010100031|6 H11 E3
豊田大谷

岡崎東
高木、増田−寺島
豊田大谷
深見、吉田、伊藤−横原
投手成績
岡崎東
高木(1)8回 101球 被安打10 四球3 三振2 失点5
増田(6)1/3 9球 被安打1 四球0 三振0 失点1
豊田大谷
深見(12)6回1/3 77球 被安打9 四球0 三振1 失点4
吉田(1)2/3 13球 被安打0 四球0 三振1 失点0
伊藤(11)2回 27球 被安打4 四球0 三振0 失点1
岡崎東のエース高木投手は右のサイドハンド。まっすぐはぼちぼち。たまにカーブをアンダーから投げるなど、工夫して投げていました。
増田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。この日はいまいちだったかな?
豊田大谷の深見投手は左のオーバーハンド。少し1塁側にクロスして投げる。まっすぐはぼちぼち。コントロールは安定。1年生。
吉田投手は右のオーバーハンド。体は大きく上から投げるピッチャー。ステップが異常に狭い。もったいない感じのするピッチャー。
伊藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか速い。コントロールはアバウト。1年生。

(試合経過)
1回表、2死1、3塁から5番岡村がタイムリー。岡崎東が先制。1−0
2回裏、1死2塁から6番大橋がタイムリー2ベース。1−1
4回表、先頭の5番岡村が2ベース。送って1死3塁とし、7番酒井がスクイズを決め2−1と勝ち越し。
4回裏、2死2塁から8番深見が右中間を破るタイムリー3ベース。2−2
5回表、2死1塁から3番渡邊が右中間を破るタイムリー3ベース。3−2と岡崎東が三タビ勝ち越し。
6回表、無死3塁からライトライナ−でタッチアップ成功も離塁が早かったという事でアピールプレーでアウトに。
7回表、1死2塁でピッチャー交替、吉田。1番増田のショートゴロ、変な回転かかっててショートが逸らし、セカンドランナーホームイン。4−2
8回表、ピッチャー交替、伊藤。2死3塁から7番酒井がタイムリー。5−2
8回裏、1死2、3塁からワイルドピッチ。6番大橋がタイムリー。更に2死2塁から8番大島がタイムリー。尚も2死2塁から9番伊藤がヒットも好返球でアウト。5−5
9回裏、ピッチャー交替、増田。1死2塁からショートが逸らしてサヨナラ。豊田大谷が辛くも勝って県大会を決めました。
試合内容は完全に岡崎東のペース。それだけにもったいない試合でした。
もったいないプレーとしては6回のタッチアップが速いことでのアピールプレーでのアウトがありましたが、結構ホームがきわどいタイミングだったし、審判がはっきりアウトとコールしたので、間違いなく速かったんだと思います。ただ、仕方ないかな?と思う。
後はピッチャー交代のタイミング。増田君はショートに入っているので、途中からは投げさせにくかったかもしれませんが、1点差になったところで替えてほしかったですね。
夏に活躍した増田君に注目したものの、この日は今一つキレがなかったですね。

豊田大谷は勝つには勝ったものの、内容が良くありません。ミスも多かったし。ただ、アンラッキーもあった中で、ひっくり返したのも事実ですので、この戦いを勢いに替えたいところ。
ピッチャーは1年生の2人の成長待ちかな?エースの吉田君は正直なんでエースか分かりませんでした。

岡崎東はサードコーチがすごく声が響いて気持ちが良かった。言ってることも的確で感じのよいコーチャーでした。

あと、豊田大谷の7回の後の打順がおかしかったと思うんですよね。これが8回の攻撃にも多少影響したのがすごく残念でした。これは勘違いかもしれませんがね。