8月20日に一宮球場で行われた第2試合、一宮興道−愛知啓成の観戦記です。
あと一歩で甲子園を逃した愛知啓成。主力野手に2年生が多かったため、新チームに期待して観戦しました。
一宮興道も旧チームは柏谷君を中心に秋に県大会に行くなど力のあったチーム。こちらも新チームがどんな感じか注目しました。

一宮興道
00000|0 H3 E3
6112X|10 H8 E1
愛知啓成

一宮興道
野杁−堀田
愛知啓成
具志堅、小田−坂
投手成績
一宮興道
野杁(7)4回 85球 被安打8 四死球4 三振0 失点10
愛知啓成
具志堅(1)4回 38球 被安打3 四球0 三振5 失点0
小田(17)1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0
野杁君は左のオーバーハンド。まっすぐはあんまり。コントロールもあんまり良くないかな?
愛知啓成の具志堅君は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。コントロールは良さそう。
小田君は右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ速い。

(試合経過)
1回裏、無死2塁から2番石田がタイムリー。バント失敗や牽制死で2死無走者からエラーなどで2死2、3塁となり、6番坂がレフトへ3ラン。2死2、3塁から9番岡田が2点タイムリー。6−0
2回裏、2死2塁から5番山路がタイムリー。7−0
3回裏、1死3塁から犠牲フライ。8−0
4回裏、1死3塁から4番浅井がタイムリー。2死1、3塁からボーク。10−0
5回表、ピッチャー交替、小田。3人で抑えて5回コールドで啓成が勝ちました。
一宮興道は試合前ノックで、セカンドがミスをしたということで、早く切り上げた上に公開お説教。まぁ言ってることは間違ってないんですけどね。でも試合でも委縮した動きを見せていました。
後は全体的に外野守備が後ろすぎました。啓成はたしかに公立に比べれば打ちますが、さく越えされたら意味ないし、前に落ちるヒットがいくつか。プロは基本後ろで守りますが、高校野球はもう少し前目のがいいですよね。
走塁死が2つ。こういうところは改善したいですね。

啓成はきっちり5回コールドにしたのは良かった。ただ、ピッチャーのエース具志堅君は旧チームのエース中川君に比べると2枚くらい落ちますね。でも左ですし、バックを信じて丁寧に投げればある程度は試合を作れそうです。2番手の小田君のがボールに力は感じました。
そうなると打線が鍵なんですが、正直もう少し打つかな?と思ったんですよね。ちょっと期待しすぎたかなって。
津島に負けたように、少し抑えられたときにどう対応するか。夏の経験を活かしていきたいところです。